春節の日をどう調べるか その2

前回は、「春節の日をどう調べるか その1」ということで、しり切れトンボながら、普通の台湾人が春節の日を知る方法を書いてみたんだよね。

ただ、これらの手法では、さすがに、では再来年は?2010年の春節は?、あるいは過去は?1995年の春節は?と聞かれてもにわかには即答できないと思うね。
それに、日本人にとっては、社会的なスケジュール資料もないし、カレンダーに旧暦があるとは限らない、日本の電子辞書は春節の日付までフォローしているのかどうか……

では、日本人である我々がどうやって春節の日付を知るか?
こうやってブログを愛読しインターネットに親しんでいる我々にとって、一番やりやすい方法は――グーグルを使うことだと思う。

繁体字でも簡体字でもいいんだけど、ここは台湾の紹介をするサイトなので、繁体字で説明するけど――(簡体字googleはここ
繁体字グーグルにアクセスしてやってね。http://www.google.com/intl/zh-TW/

グーグルに「明年的春節」と打ち込む。そうすると、来年の春節が出てくるよ。打ち込みは日本語でもOKだよ。

ついでに、えとと十干十二支まで出てくる。

この機能は中華圏特有の機能みたいで、日本語版のグーグルでやっても何の反応もないよ。
それから、日本語のフォントを入力しても出てくるけど、その漢字の並びは「中国語」でなければいけない。だから「来年的春節」(明年的春節)、「再来年的春節」(後年的春節)と入力しても、何も出てこないよ。

これらを応用すれば、いろいろな年の春節がわかる。
つまり、「○○○○年的春節」と西暦を入力すると、上記春節情報が出てくるんだよ。
ただ、このgoogleの機能は年の制約があるようで、すべてが出てくるわけではないよ。
このブログを見ている段階では、1901年から2049年までしか対応していない。
もっと機能が広がれば、暦を計算する占いをするときにも役立つだろうにね。

春節についてはいっぱい書いているので、検索していろいろ見られるし、「春節前後の日付を表現する」「春節のこと」を見てね。

ウエブサイトの機能関係の話としては「中国語のウィキペディアを台湾人に見やすくする」もあるので、見てみてね。