保密防諜という防諜教育

今の台湾では国防分野以外ではなされていない分野だろうと思うけれども、
かつて学校現場でスパイに対する教育というのが政治的になされていた。
「保密防諜」(bao3mi4 fang2die2)、保防教育というよ。

具体的には、中国の工作員に対する危機意識を持つということみたいだ。
学校現場で保防教育として子供に教える内容は、不審者を見たり、不審なビラを拾ったら、先生や警察に届けるとか、不審な質問には答えてはいけないとかだよ。

特に定期的に時間割に組み込まれているわけじゃないけど、学校ではさまざまな保密防諜に関する読本が個々人に配られて、それを読んだりとかするみたいだよ。
読本の中はストーリー仕立てになっていて、読むことで具体的な事例がわかるようになっているみたいだ。
読本はいろいろなものがあったらしいんだけど、写真を撮ったので載せてみるね。

左が「保密防諜通論」(1960)、右が「保密防諜故事畫」(1986)だよ。

このような活動のほかに、
作文を書いたり、ポスターをつくったりというようなコンクールみたいなのとか、
葉書が配られて、クイズに答えると、抽せんで何かもらえるというのもあったみたいだよ。

過去はこうやって行われていたものも、一般の台湾人にとっては「保密防諜」というのは死語に近い言葉なんだろうと思う。
とはいうものの、軍では今でも行われていることだろうから、台湾人の2人に1人、つまり兵役を経験する台湾人男性はこういう話を知っているんだろうけどね。

ちなみに、台湾ではスパイは犯罪だよ。台湾刑法107条、敵国のスパイあるいは協力者は処罰されるよ。
中国語が読めたら、「日本的間諜」も見てね。

この手の話題が好きだったら、「三民主義という入試科目」とか、「戒厳令時代の台湾の言論統制」シリーズ       も見てね。

日本的漫畫(8)

1950年代後半到1960年代前半這段期間,日本最流行的漫畫類型是「貸本漫畫」。

講到這,可能有些人會覺得「最流行的漫畫類型=貸本漫畫」這個邏輯怪怪的,租漫畫應該是一種交易的形式 (行為),怎麼會變成漫畫的形式 (物) 了呢?

事實上,這裡所謂的「貸本漫畫」指並不是「租漫畫」這樣的行為,而是種種日本漫畫的類型當中,有一種類型的漫畫叫作「貸本漫畫」。

目前 (2008年10月現在) 的台灣,漫畫出租店的漫畫和一般書店所賣漫畫其實是同樣東西。在漫畫店買得到的漫畫在租書店通常都租得到;租書店租得到的漫畫,只要沒有絕版,漫畫店應該也可以買得到。對於看漫畫的台灣人而言,「漫畫出租店的漫畫=一般書店所賣漫畫」是一個非常基本的常識。然而,這個常識並不適用於1950年代後半到1960年代前半這段期間的日本。

的確,在戰後曾經有一段期間,日本的「貸本屋」(租書店) 中的漫畫是從舊書商那裡批來的市販漫畫,也就是說,這些批來的漫畫其實就和一般人在書店裡買到的漫畫其實是一樣的東西。然而到了1952年,貸本屋開始興起時,部分日本的漫畫出版業者開始調整經營形態。由於當時「赤本漫畫」的價格高漲,兒童漸漸賣不起「赤本漫畫」,因此一些漫畫出版業者便將市場鎖定在「貸本屋」上,開始發行專門賣給「貸本屋」的漫畫。也就是說,這些漫畫只有在「貸本屋」才看得到,一般市面上的書店是不賣這些漫畫的,因此這些漫畫就是不折不扣的「貸本漫畫」。之後,這種專門出版「貸本漫畫」的出版社愈來愈多,於1956年左右達到高峰,造成了「貸本漫畫」的流行,而這股風潮大約維持了十年左右。

貸本漫畫和赤本漫畫的不同之處在於貸本漫畫的消費比赤本漫畫便宜,而且貸本漫畫的頁數也比赤本漫畫多。在赤本漫畫時代,通常一本漫畫就是一個故事,然而到了貸本漫畫時代,開始出現一本漫畫多個故事,也就是漫畫雜誌的形態。這個原因是在於每個出板社都希望能請到知名漫畫家來幫他們畫漫畫,然而知名漫畫家並不多,而且他們也並非專門只幫一家出版社畫漫畫而已,出版社不可能要求這些當紅漫畫家一次要畫一本漫畫,因此出版社只有折衷讓漫畫家畫二十幾頁,再加上其他比較不知名的漫畫家的作品來充頁數,成為漫畫雜誌型的貸本漫畫。當然,一本一個作者的情形也一樣存在,例如以忍者漫畫著名的漫畫家白土三平的「忍者武藝帳」就是單行本形式出版的貸本漫畫。

在貸本漫畫的全盛時期 (1956、1957年),日本全國的貸本屋大約有三萬間左右 (參考:2008年9月底全日本排名前三名的便利商店的所有營業門市總數為27950間),不過由於專門出版貸本漫畫的出版社不可能將漫畫批給所有的貸本屋,因此當時的貸本漫畫的發行數量其實都不曾超過一萬本。當時比較流行的貸本漫畫雜誌「影」的發行部數最多只達到八千本,「街」的發行部數最高也只有六千本。至於漫畫家白土三平的「忍者武藝帳」在最高峰時也只發行了六千本左右。不過如果從讀者數來看的話,如果每本貸本漫畫有三十個讀者的話,全日本大約有十幾二十萬人在讀這些作品。撇開特定作品不談,當全日本有三萬間貸本屋時,就表示全日本的漫畫讀者可能超過百萬以上。由於當時老一輩的日本人對於漫畫的觀感並不好,因此漫畫的讀者群其實還是以青少年為主。在全日本青少年當中,如果有超過百萬以上的貸本漫畫讀者的話,貸本漫畫的影響力也算是相當大的。

到了1960年左右,貸本漫畫漸漸開始走下坡。一方面是因為1959年講談社以及小學館這些大出版社開始發行便宜的漫畫雜誌 (週刊少年MAGAZINE及週刊少年SUNDAY),漸漸蠶食貸本漫畫的市場。另一方面,1960年時日本的電視普及率為三成多,然而到了1963年時,電視普及率超過六成,尤其是在1963年,日本人已經可以在電視上看到他們自製的卡通「鉄腕アトム」(原子小金剛) ,由於娛樂形式的多樣化,貸本屋的魅力大不如前。同時,由於日本社會對於漫畫的打壓非常嚴重,社會評論家、教育專家將貸本漫畫批判為「惡書」,小孩子去貸本屋租漫畫,如果被大人抓包的話,往往會有相當悲慘的結果。在這些因素之下,專門出版貸本漫畫的出版社以及貸本屋一間一間關閉,從1950年代後半到1960年代前半的貸本漫畫風潮也就結束了。

註:
1.漫畫家白土三平的漫作品中,有些是橫跨市販漫畫雜誌以及貸本漫畫兩個領域,例如「サスケ」(以前台灣盜版漫畫時代譯作「隱身童子」) 這部作品在1960年代前半同時發行了漫畫雜誌版 (光文社「少年」雜誌) 以及貸本漫畫版 (青林堂「サスケ」單行本)。
2.2008年9月底,日本便利商店業界的前三名分別是7-11 (12071間門市),LAWSON (8598間門市),FamilyMart (7281間門市)。1950年代全日本約有三萬間貸本屋,儘管三萬只是一個估計數字,但也不難想像當時貸本屋的流行程度。

相關文章連結:
日本的漫畫 (6) (赤本漫畫與惡書追放運動)
日本的漫畫 (7) (從赤本漫畫到貸本漫畫的轉換)

日本人の台湾での運転免許取得

去年、「日台間の免許の相互承認の感想」というトピックを掲げたんだけど、いよいよ日台間の免許の相互承認も今年10月1日で「全面的な」ものになったそうだから、台湾に生活している日本の運転免許を持っている日本人は、台湾の運転免許取得のために試験なんて受けないで、そのまま台湾の免許に切りかえるんだろうと思う。

そうは思うんだけど、台湾に住んでいる日本人の中には、実は日本の運転免許を持っていなくて、台湾で運転免許を取りたいという人もいるかもしれない。
台湾に1年以上滞在していれば、外国人であっても台湾の運転免許を取ることができる。

自動車免許についてはそうも簡単にはとれないかもしれないけど、125ccクラスのオートバイの免許であれば、「台湾のバイク一発免許試験」で書いたような取得の方法を一般にはとるので、これはチャレンジする余地はあるね。

とはいうものの、実技は何とかできるかもしれないけど、ペーパー試験は中国語だったらかなり敷居が高いと思うかもしれないよね。

実は、台湾での運転免許の試験は、日本語で受けられることもあるみたいで、
問題は、例えば台北市監理処のホームページに問題があるので、これを参考にしたい。
http://www.mvo.taipei.gov.tw/cgi-bin/SM_themePro?page=461f1ead

ちなみに、運転知識については、現地の問題集が調達できればそれに越したことはないけど、例えば、昨年の日台間の運転免許相互承認の際につくられた、台湾の運転ルールをまとめたパンフレット「海外遊客道路安全須知(日文)」なんかがある。
これだけでは足りない部分があるけど、ないよりかはいいと思う。
http://eweb2.thb.gov.tw/movie/japan.htm

こうやって受験して合格し、多分今までは台湾の運転免許を台湾で運転するときに使っていたであろう日本人も、
引き続き3カ月台湾に滞在した暁には――日本に帰国して外国免許からの切替ということで、日本の免許として書きかえができるようになった。
今後は、台湾で日本よりも優位な条件で取得できる免許を取って帰ってくる日本人も出てくるのかな。

日本的漫畫(7)

在台灣,如果提到「漫畫店」,常看漫畫的人腦中大概會浮現三種形態的店:一種是專門賣漫畫的店;一種是專門讓人看漫畫的店;另一種則是漫畫出租店。那漫畫大國的日本的情形又如何呢?

在日本,專門賣漫畫的店一般稱作「漫畫專門店」;專門讓人看漫畫的店一般叫作「漫畫喫茶」,至於漫畫出租店呢?一些在日本留學或是工作的台灣人可能會到DVD出租店去租片子看,也可能去過「漫畫喫茶」看過漫畫,但是如果提到漫畫出租店,可能大部分的人都沒看過也沒聽過。

在日本,確實有出租漫畫的店,不過這種店已經非常稀少了,這種店叫作「貸本屋」。事實上,日本的「貸本屋」和台灣的傳統的租書店差不多,出租的書籍並不限於漫畫,也有出租小說、雜誌等。

日本其實在17世紀 (江戶時代) 時就已經有「貸本屋」了,不過當時的日本並沒有漫畫 (日本的近代漫畫樣式是在明治時代才形成) ,因此當時的「貸本屋」出租的主要是小說以及其他娛樂或是實用性質的書。由於當時中央集權的保守幕府政權對於書籍出版的打壓非常嚴重,因此這些收集出版物租給人看的「貸本屋」在某種程度上也算是當時日本文化的保存者。(在二次世界大戰時,由於物資不足,日本有些古書店為了自保而轉為「貸本屋」,一方面保住了他們吃飯的傢伙,也意外地保住了部分日本文化)

日本漫畫在戰時曾經受到統治階層的打壓,不過到了戰後,駄菓子屋 (傳統雜貨店) 所販賣的「赤本」讓漫畫再度於兒童之間流行起來。在戰爭剛結束的時候,由於物資不足,另一方面因為大家脫離漫畫太久,因此早期的赤本漫多半是32頁漫畫 (在大小上,有和現在一般日本單行本漫畫(B6規格)相當的赤本,也有小到只有B8規格大小的赤本)。之後,有人開始發售64頁的赤本漫畫,由於頁數倍增,這種漫畫當然大受漫畫愛好者的歡迎。赤本漫畫頁數增加的結果就是把讀者胃口愈養愈大,造成了之後的赤本的頁數不斷增加 (後來增加到兩百多頁),本來價格設定在10~50日元的赤本價格漲到130日元 (參考:當時日本的一個紅豆麵包約10日元左右,而日本的火車站所賣的幕之內便當大約100日元左右)。

事實上,在赤本漫畫流行的年代,日本的「貸本屋」也可以租得到赤本漫畫,只是當時「貸本屋」的赤本漫畫主要都是從舊書商那裡進貨,競爭力當然不如一般書店或是雜貨店所賣的新刊赤本。後來有人開始把新刊漫畫引入「貸本屋」,「貸本屋」的生意開始好轉,再加上1950年代後半,赤本漫畫因為頁數暴增而價格水漲船高,小孩子們的財力已經買不起赤本漫畫,因此這些漫畫讀者們開始到「貸本屋」租每本租金約20~30日元的漫畫,日本的漫畫產業也就邁入「貸本漫畫時代」。而「貸本漫畫」是戰後繼「赤本」之後的另一波日本漫畫風行年代。

註:
1. 目前日本的「貸本屋」之所以消失,是因為漫畫雜誌低價格化、其他的媒體的發達,娛樂多樣化所致。另一個重要的因素是日本各地的圖書館的藏書漸漸充實,基本上,圖書館本身就是一種免費的「貸本屋」,而日本的圖書館的藏書包括小說、雜誌等 (當然也有漫畫,只是日本一般圖書館的漫畫藏書並沒有小說及雜誌那麼充實),和貸本屋的書有相尚程度的重疊,收錢的貸本屋當然無法和免錢的圖書館競爭。
2. 而目前日本四處可見的「漫畫喫茶」可以算是一種貸本屋的變形經營。

相關文章連結:
日本的漫畫 (6) (赤本漫畫)
日本的升學參考書 (非漫畫的赤本)

台湾のバイク一発免許試験

台湾で一般に見られる125ccのオートバイを運転するためにはオートバイ免許が必要だというのは、日本と同じなんだけど、
台湾人は一般的には125ccレベルのバイクの免許は免許センターのようなところで「一発」で取るんだということを「台湾のバイク免許と自動車免許取得」で書いてみた。

台湾のバイクの免許には軽型、重型という分け方があって、合計で4種類ある。
軽型は、原付サイズのもの。
重型は、普通重型と大型重型がある。普通重型と大型重型の境界は250cc。なお、大型重型は550ccのところでさらに2つに分かれる。

125ccのバイクの免許とは、重型というカテゴリーの普通重型の免許のことだよ。
この免許で、250ccまでのバイクが運転できるようになる。

さて、その一発試験のやり方だけど、ペーパー試験と実技試験がある。

ペーパー試験は、市販されている問題集などを勉強すればばっちり対策できる。
試験自体は3択問題やマル・バツ問題で構成されていて、85点以上とれれば合格となる。
日本の試験のように日本語表現の装飾を凝らした意地悪な問題というよりも、もっと素直な感覚で問題に打ち込めると思う。

実技試験は、バイクを動かした際のバランス感覚や信号などの基礎的な交通ルールが守れるかというようなものを見るみたいだ。
つまり、日本のように、操作以前の問題として、所定の確認作業をしているかとか、そういうところまで厳しくチェックが行くような感じではないようだよ。
こちらの実技試験は70点とれていればいいみたいだけど、どういう基準の70点なのかはよくわからない。

ちなみに、試験で使うバイクは、免許センターにあるものを借りることもできるし、自ら持参することもできるし、偶然居合わせた受験者に融通してもらうということもあるようだ。
普通の台湾人は、いきなり実技試験をするのではなくて、実技試験の前にはどこかで練習をして当日に臨むんだって……

いずれにしても、ペーパーも実技も合格できれば、晴れて免許がゲットできるということになる。
台湾の運転免許証」も見てね。

日本的飯糰

日本人把飯糰叫作「おにぎり」或「おむすび」。

「おにぎり」的語源是「握飯」(にぎりめし)。在近代日本文學作品中,有時候還可以看到「握飯」(にぎりめし)這個名稱。不過現在很多日本人大多改稱「おにぎり」了。

「おむすび」是很早以前就有的說法。日語的「むすび」的意思是繩子的結。不過飯糰和繩子的結無關。飯糰的「おむすび」的語源是來自日本神話中的創世神。

日本神話有三個創世神:天之御中主神、高御產巢日神、神產巢日神。

其中,兩個神的名稱都有「產巢日」。這個「產巢日」就讀作「むすび」。

古時候一般日本人吃不起米,米飯是神聖的東西。所以就有日本人把飯糰稱作「おむすび」(假說之一)。

對日本人而言,飯糰和便當一樣,是外出時攜帶的隨身糧食。對於常常登山或是健行的人而言,飯糰的形狀和大小上都比便當容易攜帶,而且一般背包不太適合裝便當,所以這些人在出遊時比較傾向帶飯糰。在日本童謠《一年生になったら》中,有一段歌詞是「富士山の上でおにぎりをパックンパックンパックンと」(富士山上吃飯糰),這一段歌詞正是日本人和飯糰的關係的典型寫照。

日本的飯糰的形狀大致可以分為三角形、圓形,以及俵形。其中俵形指的是圓柱形。目前日本的便利商店或是超市中多半只看得到三角飯糰和圓形的飯糰而已。從材料上來看,日本的飯糰主要是由一般的白飯製成。由於傳統的日本飯糰是出遠門時所攜帶的隨身食品,為了考量飯糰的保久性,日本人會在米飯中加入梅干、醃鮭魚肉、佃煮、或是拌了醬油的柴魚片(おかか)。

日本人在捏飯糰之前,基於衛生,會先將手洗乾淨,然後再用水將手沾濕,再把鹽撒在手上。有些人則是直接用鹽來洗手。水分可以增加飯糰的塑性,至於鹽則則可以殺菌,也多少增加飯糰的保久性,所以日本人做出來的飯糰表面多少會帶一點鹹味。至於其他食材則多半是埋在飯糰內部,而有些人則會在飯糰外面再加一片海苔來增加風味。

目前日本的便利商店或是超市中販賣的飯糰多半是用模型壓製而成。用模型壓製的好處是飯糰大小均一,而且可以不需經過手捏,所以可以確保衛生。又由於食物的保存技術比以前進步,所以日本的便利商店及超市賣的飯糰種類就愈來愈多。目前日本的便利商店及超市賣的飯糰中,除了傳統的梅干、醃鮭魚、醬油柴魚(おかか)口味以外,還有明太子、鮭魚卵、炸蝦、雞肉、炒飯等口味。(※關於明太子,可以參考本站的日本的「明太子」和「鱈子」這篇文章)


日本便利商店賣的三角飯糰。不論是日本或是台灣的便利商店,幾乎都可以買得到三角飯糰,而且包裝方式幾乎是一模一樣。不過兩者的差別是在於台灣的便利商店賣的飯糰多半含有牛肉、豬肉等食材。而日本的便利商店的飯糰多用是海產類食材,肉類則多半是雞肉。由於日本傳統的食文化中並不太吃獸肉,所以包含豬肉或牛肉的飯糰在日本算是少數派。


另一種日本便利商店賣的三角飯糰。在這張照片中,飯糰所附的海苔比較小。在任天堂紅白機時代,有不少電玩遊戲會把飯糰設定成補血的道具。而這些電玩遊戲中的飯糰圖案設計就是自照片中的三角飯糰。只是電玩裡的飯糰是三角白飯糰加一小片海苔,這張照片中的飯糰的飯是棕色的。這是因為這個飯糰所用的飯是「炊き込みご飯」(※關於日本的炊き込みご飯,可以參考本站的日本的炊き込みご飯這篇文章)。不過這種飯糰在2008年現在的日本的市面並不多。而目前市面上最常見的三角飯糰都都附有一張大海苔。飯糰加大海苔其實是商品化的結果。從傳統的日本飯糰的形態來看,目前台灣或是日本的便利商店中所賣的三角飯糰的海苔都太大。

 
日本的便利商店賣的圓形飯糰。左邊的飯糰是「つくね」口味的飯糰。所謂的「つくね」是由雞肉的絞肉捏製成的肉丸、肉棒或是肉餅。右邊的則是赤飯口味的飯糰。當然,赤飯的飯糰是鹹的。(※關於日本的赤飯,可以參考本站的日本的赤飯(紅豆飯)這篇文章)

 
手製的三角飯糰。由於日本的便利商店賣的飯糰多半是用模型壓製而成的,所以每個飯糰的稜角線都非常清楚。相較之下,手捏的飯糰就比較渾圓,飯糰個體的大小及形狀差異會比較大。左邊的飯糰是由白飯加一張海苔製成,雖然海苔片並不小,但是也沒有大到像一般便利商店中的三角飯糰的海苔那麼大,右邊的飯糰則是赤飯飯糰。


俵形飯糰。所謂的「俵」指的是日本傳統的用稻草捆起來的米包。由於這種飯糰的形狀很像日本的傳統米包,所以日本人就把這種形狀叫作「俵形」。

本來飯糰是日本人出門時帶的攜行糧食,所以飯糰不是做好之後就立刻食用的食品,而是等到人餓了以後才拿出來吃的東西。日本人在做飯糰時雖會用剛煮好的熱飯來做,不過吃飯糰的時候,飯糰多半已經冷掉了。事實上,這種事情理所當然。帶著飯糰出門,到了目的地時,飯糰當然會冷掉。其實在一般日本的便利商店買飯糰時,店員也不太會詢問客人飯糰是否要加熱,這是因為飯糰本來就沒有必要加熱。而且日本便利商店賣的飯糰當中,有些是包了明太子或是鮭魚卵等生食用的食材,有些則是包了表面經過火烤的鱈魚子或是魚肉等半生食材。這些食材一旦加熱,美味全部會被破壞殆盡。

有些在日本住過,或是旅行過的台灣人可能會有點疑惑:日本確實有熱食的飯糰啊!

的確,日本確實有那種趁熱吃的飯糰 (例如烤飯糰),不過那種東西是屬於創意商品。就是因為平常的日本人吃的是冷的飯糰,所以熱飯糰才能成為一種創意商品。

台湾のバイク免許と自動車免許取得

日本人であれば、高校の校則が許せば16歳にオートバイを取得、18歳に自動車などと考えるかもしれないし、18歳以降に自動車免許を取得してそれに附帯する原付免許で原付に乗るという考えるんだろうけど、
台湾では、日本とは違うバイク社会だし、台湾では、オートバイも自動車も免許が取れるのは同じ18歳からなのだ。
したがって、オートバイと自動車、どちらから先に免許を取るかというのは、台湾人は日本人と違う感覚を持つかもしれない。

台湾人は自動車を運転したいと思ったときは、常識的には自動車教習所に行く。それは日本人と同じだね。
台湾の自動車の免許を取れば、自動的に原付レベルのオートバイが運転できる資格も含まれている。
ただ、普通の台湾人が乗っているオートバイは125ccで、これは自動車免許では乗れない。
だから、自動車免許を先に取った場合でも、普通は別途オートバイの免許を取る人が多いんだと思う。

台湾人が一般的によく乗る125ccのオートバイの免許を取りたいと思ったときは、
常識的には、監理所という免許センターみたいなところに行って、
そこで「一発」で取ることになるんじゃないかな。
自動車の免許は免許の取得に時間がかかるので、時間ができたときに教習所に通って自動車免許を取得することになるんだろうけど、
オートバイの場合は試験で一発なので、対策さえとって臨めば、18歳を迎えるその日にも免許を取ることもできる。
ただ、大型のオートバイの場合には教習所に通わないといけなくて、これは義務づけで一発ではとれないみたいだよ。

ちなみに、台湾では免許を複数持つときには、日本の免許証のように一つの免許証に更新情報が追加されていくわけじゃなくて、運転免許証の枚数が追加されていくということになるんだよ。
だから、50cc以上のバイクも乗ってくるし車も乗っている台湾人は免許証を2つは持っているということになるんだよ。
たくさん免許を取れば、それだけお財布の中の免許証の枚数がかさんでいくのかな。

台湾人とバイク生活」「台北の路上のバイクの様子」「台湾の運転免許証」も見てね。

日本的炊込み御飯

在日本,有一種外觀看起來像是台灣常見的油飯的一種飯,這種飯叫作「炊き込みご飯」。事實上,將日本的「炊き込み御飯」和台灣的油飯拿來相比其實有點奇怪,因為台灣的油飯是用糯米製成,而且材料事先用麻油炒過,而日本的「炊き込みご飯」則是使用一般的米,而且材料往往不需要先行調理。

從字面上的意思來看,「炊き込みご飯」就是經過「炊き込み」這個程序的飯,而「炊き込み」則有「把味道煮進去」的意思。因此「炊き込みご飯」的意思就是佐料味道煮進飯裡的飯。

日本的「炊き込みご飯」的作法很簡單,就是將蔬菜、肉類,或是海鮮等食材和白米一起放入電鍋中,加入適量的水,以及醬油、酒、鹽等調味料後,開始煮。而煮熟後的飯就是所謂的「炊き込みご飯」,即相當於中餐的「煲飯」。

由於以前的農業生產技術不佳,一般人並沒有那麼多米可吃,有些人在煮飯時會添加雜糧、野菜等其他東西來節省米的用量,這就是「炊き込みご飯」的原型。當糧食生產量增加之後,這種調理法就變成增加米飯風味的方式,而且飯和菜可以同時完成。

日本一般市販的煮飯用的電子鍋 (炊飯器) 幾乎都有煮一般白飯、粥,以及炊き込みご飯的功能。因此不難看出,炊き込みご飯在日本人眼中就像一般白飯或是稀飯一樣,都算是典型的米飯類食物 (日本人在生活中最常吃的還是白米、炊き込みご飯往往是變換口味時的一種選擇,至於稀飯則主要是生病時才吃的東西)。而日本的市面上也不難買到「炊き込みご飯」的調理包,只要把白米和調理包內的東西倒入電子鍋中,加入適量的水,就可以煮出「炊き込みご飯」。另外,在日本的一些超市的熟食區也可以看得到一盒一盒的「炊き込みご飯」。由於一般常見的「炊き込みご飯」的佐料通常是一些香菇以及少量的蔬菜或是肉類,再加上米飯的顏色呈棕色 (因為加了醬油的關係),因此在外觀上確實看起來像是台灣的油飯。


炊き込みご飯。炊き込みご飯在外觀上雖然很像油飯,不過炊き込みご飯在調理過程中並不需要特別加食用油,炊き込みご飯中的油往往是來自佐料中的肉類。

註:
1.「炊き込みご飯」由於並沒有限定食材,因此種類可有無限多種。例如日本人所謂的「五目御飯」就是一種非常典型的「炊き込みご飯」,只是「五目御飯」是一種以食材觀點的稱法,而「炊き込みご飯」則是調理方式的觀點的稱法。
2.在日本,還有一種叫作「おこわ」的飯,這種飯是用糯米煮成,外觀和口味和「炊き込みご飯」非常類似,在性質上算是一種介於台灣的油飯和日本的「炊き込みご飯」之間的食物。

注音符号 その1

今まで注音符号について書いてこなかったので、これを書くことにするよ。


台湾の中国語を見ていると、何かよくわからない文字に遭遇することがあるかもしれない。
これは「注音符號」(zhu4yin1fu2hao4)というものだよ。
それは大体は漢字の横についていたりすると思うからわかると思うけど、ルビであり、発音記号のようなものだよ。
台湾の注音による漢字の振り仮名」も見てね。

あとは、文字入力が必要な電子機器みたいなのにも注音符号が存在する。
  

台湾人は常識的には注音符号が読めると考えていいと思う。
もちろん、年配の人の中で教育を受ける機会が少なかった人の中では読めない人がいないこともないけどね。
子供向けの読み物には注音符号によるルビが振ってある。――ということは、子供はこれを学習して、漢字が十分に読み書きできないときには大いに注音符号を活用しているということだね。
そして、「台湾人が漢字を忘れたら?」でも書いたけど、大きくなるにつれ、こういうものを使うのは恥ずかしいので書くことははばかられるという感覚になって、大人になると使わない。

さて、中国語のルビといえば、中国語を勉強する多くの日本人にとってはアルファベットのピンインが思い浮かぶと思うんだけど、
台湾人にとっては、このアルファベットのピンインというのは結構わかりにくいという感覚があるようだよ。
例えば、皆さんの中で中国語のアルファベットのピンインを台湾人に書いてみせたものの、それが何なのか理解されなかったという経験はないだろうか。
台湾人は中国語のルビ振りが必要なときは常識的には注音符号で行うわけで、アルファベットのピンインは使わないんだよね。

自分の名前をアルファベットでどう書くかぐらいまでのことはできるかもしれないけど、
その先の、例えば自分の住所をアルファベットで書けと言われ、困っちゃう人が出るのは、こういうことも原因の一つにあるかもしれない。
台湾の英文住所 その2」も見てね。