台湾の夏休みには、日本人同様に宿題が出るという話を「台湾の夏休みの宿題」で書いたんだよね。
具体的にどういう宿題が出るかと言えば、学校や学年によってさまざまだろうけど、
やっぱり夏休みの宿題といえば、小学生のころが思い出深いだろうと思うので、小学生のものを参考までに紹介すると――
漢字練習とか計算練習とかの復習といったドリルのようなもの、読書感想文、図画工作、書道、絵日記みたいなものだよ。
それは日本人が聞いてもそれほど驚きがないようなものだと思う。
日本でいうところの自由研究というのは、つまり、それと似たようなものは図画工作ということになるのかな。
日本と同様の化学や生物の観察をやらせるようなところもなくはないらしい。
書道をここでもって来るというのは、意外かな。
ここに出てくる書道は書き初めではないことはいうまでもないよ。
「台湾の書道の授業」とか、書道関係は過去に結構トピックにしているので、興味があったら探してみてね。
これのほか、絵日記の一環か作文かで、夏休み中に外出したときのことを書くというような課題もあるみたいで、
保護者は夏休みの宿題のために子供を連れての外出を迫られることになる。
日本の親も我が子の自由研究に頭を悩ますのかもしれないけど、
台湾では、こんなところで親に思わぬ負担がかかっている。