擬声語というのは、「台湾での動物の鳴き声」というような動物の鳴き声はあるけど、
台湾人にとって、擬声語という概念自体はそれほどメジャーじゃないし、どれが擬声語であるかの認識は薄いかもしれない。
でも、台湾には擬声語がないわけじゃないんだね。というか、よくよく見ていくと、実は多いのかもしれない。
ただ、日本語のように辞書で市販されるというように体系化されているわけではないし、個々人の中でもそこまで整理されている概念じゃないのだと思う。
実際に日本語を勉強してみて、初めて擬声語、擬態語なる言葉の存在を強く意識する人は結構いるんじゃないかと思う。
こんなふうに台湾人は擬声語を自発的に余り意識してきていないし、体系化されていない、我々が中国語を勉強していても擬声語の単語なんて出てこない。
これは擬声語を知らずとも、それを埋めるというか、それを大きく上回る十分な表現手法――成語が優先されるからかなと思う。
長くなるので、次に続く。