嘘を表現する

きょうは、エープリルフールだね。
中国語では、「愚人節」(yu2ren2jie2)というよ。発音しにくい言葉だね。

うそを言うのは、「說謊」(shuo1huang3) 「撒謊」(sa1huang3)とか、「騙人」(pian4ren2)とか言う。これが一般的らしい。
ほらを吹くは「吹牛」(chui1niu2)という。大げさなことを言ったり、あり得ないことを大ぶろしきを広げて言うことだよ。
簡単な冗談を言うのは「開玩笑」(kai1wan2xiao4)という。「開玩笑」にはうそつきのニュアンスはないみたいだけど、日本語的には冗談もうその一つになると思う。

うそつきに関係して、うそを言う人は「騙子」(pian4zi)だけど、これは人格を否定するニュアンスをも含まれるから、余り使わないかな。
「あなたはうそつきだ」と言うときは、「你就是騙子」「你是個吹牛的人」などとは言わず、「你說謊」「你騙人」などと「「你」+動詞」で表現するらしい。

日本語で、何か驚くときに「うそ!」と言うと思うけど、それは「騙人」(pian4ren2)などという。人の会話に突っ込みを入れるときは、こういう言葉を使う。漢字だけを見ると、それを言うのに物すごく抵抗があるけど、そういうことを余り気にせず使えるようだ。
あるいは、「でたらめなことを言うな」というニュアンスでは、「瞎說」(xia1shuo1)、「鬼扯」(gui3che3)、「胡說」(hu2shuo1)、「胡扯」(hu2che3)という言葉もあるよ。
これらは、シチュエーションにもよるけど、冗談めいて使える言葉だよ。

それは嘘なのか本当なのかと真意を確かめるときは、「真的假的?」(zhen1de jia3de?)「真的嗎?」(zhen1de ma?)といって聞くよ。

「偽」という漢字」も見てね。