台湾の乾パン

非常食としてよく知られている乾パンだけど、
台湾にも似たようなものがある。
台湾の乾パンは「營養口糧」「繊維口糧」とかいって売られているよ。
缶詰ではなくて、ビニールの袋詰めのもので、災害用や軍用に保存したり、あるいは台風前に買ってみたりして、非常に備える。

パッケージを比較してみた。

左は、日本で知名度がある三立製菓の乾パン。この1袋に80個ぐらい?、1粒10キロカロリー。
右は、台湾の乾パン「營養口糧」だよ。1袋に12枚入っている。1枚58.4キロカロリー。
どちらも、この袋詰めで1年間持つと書いてある。


並べてみるとわかるけど、台湾の乾パンの方がずっと大きいんだね。
台湾のカンパンの形状はおおむねこういうものらしいよ。

台湾の乾パンの気になる味は――森永製菓のマリー(MARIE)というビスケットに似ている。少しかた目だけど、さくさくしていておいしい。
ただ、日本のカンパンよりも薄くて大きいために割れやすいから、これを非常時に食べる段に、このカンパンがちゃんと原形をとどめているかどうかは、わからないよ。

「營養口糧」「繊維口糧」は、普通にスーパーのお菓子売り場に売っているんだって。
パッケージが地味過ぎるのが気になるけど、こういうものを日本へのお土産にどうだろうか?