3月26日で、「梅と桜 ―日本台湾年軽人的事情―」は3周年を迎えたよ。
若干休みがちなこともあったけど――ここまでに至ったのはすごいねと思う。
3周年を迎える直前のプロセスの中で思い知ったことだけど、このブログはもう既に「メディア」になっているということかな。
御存じのとおり、このブログは日本人と台湾人の共同経営であり、情報のすり合わせをもう一人の書き手である台湾人と行うことでコンテンツの質を確保してきたんだよね。しかし、単にこのような作業をしてきたということであって、メディアになるようなものをつくってきたという実感はとても薄かった。
私は全く意識していなかったんだけど、このブログに信頼を寄せてくださっている人がいる、結果的には我々のトピックに何らかの価値を見出して評価する人がいるということに対しては、純粋に感謝したい。
3周年を迎え、今後、私たちはその「メディア」で何をしたいか、何をすべきなのかということをより考える時期に来ているのかなと思う。
当面は、やはり現状のようなスタンスを継続していくんだろうけど、3年も書いてくれば、自分のインプットをこのブログに書き込むだけでなく、別の形でアウトプットもしたくなってくる。私自身としては、必要に迫られれば、皆さんの評価に関係なく、私たちが何を考え、何を学んだかを表現していく方も目指したいと思う。
ただし反面、このブログ作者のクレジットへの信用性を持つ読者がふえているとするとするならば、私自身も表現する際によりそこに配慮していく必要性も痛感している、難しい局面も出てくるかもね。
読者からの反応はモチベーションになるので、気に入ってくださるようでしたら、引き続きまた遊びに来てくださいね。