来る総統選が過ぎればこの写真も賞味期限切れになってしまうような気がする(もう既に切れているような気がする)けど、せっかく立法委員選挙の開票速報を見てきたので、紹介するね。
「台湾の選挙と立候補者の番号」「台湾の選挙運動の宣伝材料」も見てね。
開票速報自体が、投票が終わってから始まるというのは、日本と同じことだよ。
ただ、日本と違って投票時間が終わるのが早くて、午後4時には終わっていたりするので、日本のように放送が夜から始まるということではない。
それから、日本のように出口調査がしっかりしていて、開票速報が始まった8時5分にはあたかもほとんどの全容や勢力図が視聴者の目に明らかになるというわけじゃないよ。
やっぱり時間とともに当落や選挙後の勢力分野がわかっていくわけで、そのあたりは、日本人には忘れてしまった感動がまだ台湾にはあるんだね。
開票速報の運営自体は、それほど日本と変わらないと思う。
スタジオでアナウンサーやコメンテーターが評論していたり、候補者が待機している事務所などにリポーターが行ってリポートしたり、路上にいる有権者にインタビューしたりする方式だよ。
画面には開票動向が続々と表示されていく。
ただ、台湾と日本との違いは、とにかく開票動向の情報面積がテレビの中でかなりを占めることかな。
左側写真の女性アナウンサーの背景や中央写真左下のマークにも注目してね。
この赤くて丸いマークのことは「台湾立法選挙の投票方法」を見てね。
あと、中央と右側写真の候補者の名前の横にあるのは、政党の旗だよ。
民進党と国民党のものが多かったね。
以前「台湾の政党の党旗」というのも書いたことがあるので、興味があったらも見てね。
あと、政党の旗のところについているチェックマークは、このマークがついているのがバツ=落選という意味ではなく、こちらが当選という意味。
チェックマークの感覚については「日台のテスト採点の違い」も見てね。