台湾人に自己紹介する

台湾人に自己紹介をしないといけない場面に遭遇したとき、大体、どうやっていえばいいかわからないから、我々は「你好, 我叫鈴木花子. 請多多關照」とか言うしかないんだよね。
でも、台湾人は「請多多關照」「請多多指教」は余り言わないんだよね。
それに、台湾人はもう少し情報を盛り込んで自己紹介をするかもしれないんだよね。

では、台湾人はどうやって自己紹介をするか?。実際例を載せてみるよ。

例えば、クラスがえがあって、新しいクラスメートの前で自己紹介をしなければいけない場があるとする。
こういう場面で言う自己紹介は――「あいさつ」「名前」「出身、居住地」「趣味」「締めの言葉」の順で言ってみればいいのだ。

 あいさつは、「大家好! 」「老師, 各位同學大家好! 」とかいう。

 名前は、「我叫鈴木花子」「我的名字叫鈴木花子」とかいう。
日本人の名前は恐らく発音されても台湾人はほぼ理解できないので、文字まで書くなりして見せた方が親切だというのは「漢字で記憶させる自己紹介を」で書いたとおりだよ。
名前についてはフルネームの漢字の紹介をするよ。こういうシチュエーションであれば当然フルネームを言うんだろうけど、通常でも自己紹介の名前はフルネームを言うのが普通という意味だよ。

 出身、居住地は、「我來自日本的東京」「我住在東京都的千代田區」とかいう。
出身というと、生を受けた地域を物すごく厳密に設定して考え込む人がいるけど、ざっくりでいい。話題として振られて困るような場所は選ばない方がいいんじゃないかな。

 趣味は、「我的興趣是看漫畫, 看卡通, 打電動」とかいう。
興味がある事項を簡単に並べればいいんだね。

 そして、締めのあいさつ。「希望能和大家成為好朋友, 謝謝」とかいう。
日本語的には、皆さんと仲よくなりたいです、よろしく!という感じなんだろうか。
「請多多關照」「請多多指教」だと、話し手の謙譲表現になり、丁寧だけどちょっと引かれるかも。

例えば、友好交流を目的としたような場所とかで台湾人に自己紹介をしようと思ったときにでも、参考にしてね。