御祝儀袋(紅包) その3

紅包袋自体については、「御祝儀袋(紅包) その2」でも紹介してみたんだけど、
単に赤い封筒というものだけじゃなくて、いろいろな印刷が施されているものが存在する。

日本だと、より付加価値のあるものだと、のしや水引が印刷ではなくて本物になるけど、
紅包袋はそういう性質のものじゃなくて、紙質や紙に載せていく印刷がより高級になっていくようだよ。

私は日本人なので、ハローキティの紅包袋を買ってきてみたよ。
 
別にこれでも構わないんだけど、着物をまとったキティの紅包袋を台湾人が使っているという構図は、それで本当にいいのかという気がしないでもない。台湾人は、余り気にならないのかな。
前回紹介したような大きなもののほかに、右のもののように、小型のポチ袋(お年玉袋)のようなものもあるよ。

ポチ袋と小さい紅包袋を比較すると、こんな感じ。
 
小さい紅包袋は日本の標準的なポチ袋に比べると横幅が広いみたいだから、
ニュー台湾ドルも二つ折りで優々入るサイズサイズだよ。
日本のポチ袋には、こんな感じではお札は入らないから、三つ折りか四つ折りにするしかない。
ただ、この小さい紅包袋は、小銭を入れるための袋だろうね。

こうやって大小あると、大きいものは大人のお祝い&贈答向け、小さいものが子供向けと考えがちだけど、
大小あるというのは、単に紅包袋が大きさを含めて多様化しているということであって、
大小によって厳密な用途の使い分けがあるわけじゃないみたいだよ。

最後に、ちょっと一抹の不安があったんだけど――これらの紅包袋はちゃんとライセンス生産がされているものだったよ。

ほかにディズニーキャラクターのものもあったけど、紅包袋の一つ一つにライセンスのホログラムのシールが張ってあったりしたのが印象的だった。

こういうのは、日本人へのお土産にいいかもね。
御祝儀袋(紅包) その1」「台湾人のお年玉」も見てね。