台湾の夏バテ対策の概念

台湾人は暑いところに住んでいるから、暑い夏をどうしのいでいるのかと思う。
当然、夏バテ対策もばっちりなのかなと思うけれども、
台湾人には日本人のような何か特別な夏バテ対策をしているかといえば、そうでもないみたい。
そもそも、夏バテという概念を説明するのが難しいかもしれない。
夏バテという言葉自体を適切に訳す言葉も見当たらないみたいだ。

暑ければどうすればいいのか?といえば、
それは涼しいところに行けばいいし、
熱中症にならないためには水分をとればいいという発想であって、
年じゅう暑いのに特別に何かの対策をとるというものでもないようだよ。

夏バテを防ごうだとか、スタミナをつける料理を食べようとか考えているのは、
むしろ季節感がある日本人の発想なのかもね。

台湾人の季節感」も見てね。

コメント

  1. rie

    中暑
    夏バテや熱中症は中国語で中暑というかな。
    ニュースによると、今年の5か6月に何人かのお年寄りは炎天下の下で畑仕事とかして死んでしまったそうです。気をつけないと。

  2. moon

    夏の対策
    http://www.wretch.cc/blog/alive2006&article_id=19325442

    このブログに載っている植物は夏バテを防ぐために、夏によく食べる物です。
    でも、あれは台中の人しか食べないみたいです。

    夏バテを防ぐにはやはり「仙草」(黒いゼリー)とかスイカなどを食べるのでしょう。

    万が一、夏バテに当たったら、「グワシャー」をします。これは効きますよ。

  3. コメントありがとうございます
    (rieさんへ)
    こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
    「中暑」(zhong4shu3)で辞書を調べると、なるほどそうありますね。
    ただ、「看来中暑了」「為了預防中暑、要吃焼肉」とか言うんでしょうか?。こういう概念を台湾人が身近に感じてくれるようだったら、今の暑さの説明もしやすいような気がします。
    逆に、日本のアニメとかドラマとか何でもいいんですが、夏になると極端にばててしまう現象が描写されているとき、台湾人はどう思うのかなと思います。
    ☆☆☆

    (moonさんへ)
    こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
    URLに出ていた植物「麻薏」、これは台湾語ですか?。済みません、調べてみたのですが、適当な訳語がわかりませんでした。「薏」だけ見ると、ハトムギですか?、でも、その「麻」がつくと、よくわからなくなりました。ただ、そのURL内の写真にある黒い種みたいなものはどこかで見たことがあるような気がするんですよね。昔、私のまくらの中に入っていたのがそんな形のものでした。
    夏ばてに仙草は効きそうですが、スイカはかえってもっとばてそうな気がします。
    何か効き目がありそう&スタミナがつきそうものをとって、水分を避ける方がいいというのが私の夏ばて防止のイメージなんです。その辺の差も突き詰めていくとおもしろそうです。
    それから、「グワシャー」は台湾語ですか?。また教えてください。
    ☆☆☆