台湾にもドレミの歌というのはあって、それは「ㄉㄛㄖㄨㄝㄇㄧ」(ドレミ)というみたい。
ただ、その歌詞が本場のサウンドオブミュージックとは全く違うことは言うまでもない。
日本語でもそうだけど、ドレミの音に韻を踏む翻訳になる。
メスのdeerや光線のrayでもなく、ドーナツのドやレモンのレではないけど、
さすがに漢詩の国名なのか、台湾の場合は文章の最後の漢字で韻を踏んでいる。
ㄉㄛ唱歌兒快樂多(ド 歌えば楽しい)
ㄖㄨ就忘記眼淚(レ 泣くのは忘れて)
ㄇㄧ你真是太甜蜜(ミ あなたはかわいいんだ)
ㄈㄚ我有個辦法(ファ 私は思いついたよ)
ㄙㄛ快聽我對你說(ソ 私の話を聞いて)
ㄌㄚ把煩惱拋開來啦(ラ 悩みは要らないよ)
ㄒㄧ從今後笑嘻嘻(シ 笑顔いっぱいにして)
唱起歌來快樂多(ド 歌えば楽しくなる)
「( )」の中の翻訳は、参考までにつくってみたものだよ。
ネット上にはいろいろな変形のドレミの歌が存在するけど、これがオリジナルに近い歌詞なんだと思う。
台湾人もみんな「ドレミ」の歌をよく知っているはずだけど、実はうろ覚えの人も結構いるのかもしれないね。
ちなみに、台湾のドレミの歌には二番はなく、これで歌は終わるらしい。
「台湾人の音階の読み方」も見てね。
there’s no “ㄖㄨㄝ” in Chinese but “ㄖㄨㄟ” :)