台湾人はやっぱり音階はドレミファソラシドと読むらしい。
ただ、もちろん片仮名で読むわけに行かないから、台湾現地での字を使って読ませるんだけど、
その際、特に固定した漢字の充て方があるわけではなく、
その字が書かれるときは、アルファベットか注音記号を使ってあらわすのが普通みたい。
do re mi fa sol la si do
ㄉㄛ ㄖㄨㄝ ㄇㄧ ㄈㄚ ㄙㄛ ㄌㄚ ㄒㄧ ㄉㄛ
ただ、五線譜とかを学習しているときにその下に音階をルビのように振るということはないのは日本と同じだと思うから、音楽を演奏する上でこういう書き方を常に見ているわけではないと思うよ。
これとは別に、楽譜としてはドレミを数字であらわすものもあったりする。
それのことを「簡譜」(jian3pu3)というよ。多分日本では数字譜というのかなと思う。
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
1 2 3 4 5 6 7 1
厳密に言うと、一音階上がると、「1」の上に点がついたりする。
簡譜というのは台湾ではよく見られるもので、
つまり、台湾人は、数字を見ればそれがどの音階を示しているかわかるということだね。
日本だと、一部に愛好者はいるんだろうけど、体系的には大正琴とか限定的なものでしか使わないんじゃないかと思う。