台湾人の男性は自動小銃の使い方を知っているよ。
自動小銃は「步槍」(bu4qiang1)といって、歩兵用の一番基本的な武器だよ。
写真のものだと、重さは大体3.5キロ。大体2、30発ぐらい弾が込められて、有効射程距離は600メートルぐらいだそうな。
男性は兵役に行くので、その段階で使い方を完全に教わって、実弾射撃の練習もするらしいよ。
ただ、配属された部門次第で、兵役で陸軍や海兵隊に行った人は特によく使うかもしれないけど、
海軍とか空軍に行った人はそれほど使うものでもないかもね。
(興味があったら、「台湾人の徴兵の配属先決め」とかも見てね。)
女性の場合も、軍事訓練の機会があればこういうものに触れることもあるらしいけど、
男性とカリキュラムが違うし、場所によっても違うところもあるので、実際のところはよくわからない。
いずれにしても、こんなふうに自動小銃を使うことはあっても、家庭に自動小銃があることはないよ。
台湾人が一般に銃に触れる機会というのは、軍事訓練以外においてはないと思う。