この前、どこかのニュースで台湾人の血液型の割合について報道していたので、日本のそれと比較したくなった。
日本人の血液型(日本赤十字社の統計)
A型 40.0%
B型 20.0%
O型 30.05%
AB型 9.95%
台湾人の血液型(台湾血液基金会の2006年の統計)
A型 26.56%
B型 23.76%
O型 43.59%
AB型 6.09%
日本人と台湾人との血液型の大きな違いは、
日本人ではA型が一般的だが、台湾人はO型が一般的であるということかな。
台湾は、B型が若干多いかわりに、AB型が少ないんだね。
こういう話を見ると、日本人は身近の台湾人に話をしたくなるかもしれないけど、
実は、台湾人にとっては自分の血液型はそれほど関心を抱く話題ではないようだよ。
「台湾人と血液型」も見てね。
それから、これは台湾人の一般的な統計ではこのように言えるんだけど、
台湾の少数民族(原住民)については、この統計には当てはまらないようだよ。
例えばルカイ族の中ではA型は8%しかいないけど、タオ族では32%もいるというぐらいの差が出たりもするらしい。
ABO型だけでなくて、各種血液型やDNA調査で興味深い結果が出ていて、台湾人原住民のルーツを探る手段にもなっているようだ。