台湾の電話番号を言う

台湾人から電話番号を教えてもらったり、自分で台湾でSIMカードを買ったりして、携帯の電話番号をゲットしたりすると思うことだけど、
日本の感覚で電話番号を言おうとしたり、区切ったりすると数字が余ってしまうことはないだろうか。
特に、日本から台湾にかける携帯の電話番号を考えると、886の後が9桁になり、どこで区切ればいいのかわからなくなったことはないだろうか。
どうやら、日本と台湾では、若干電話番号の区切り方が違うのだ。

例えば、「09△△123456」という携帯の電話番号があるとする。

この場合、以前、日本の携帯の電話番号が10桁だったことを考えれば、
読み方は、09△―△12―3456になるんだろうけど、

台湾の場合は、携帯の電話番号は、一般に4―3―3のリズムで区切って読むよ。
だから、読み方は、09△△―123―456となる。
日本から台湾にかける番号であれば、+886 9△△―123―456となる。

最初を4桁に区切って読もうとするのは、
携帯の電話番号が「09△△」で始まるというルールがあるからだろうね。
以前は、「09△△」という電話番号によって、電話会社がわかったんだけど、
今となれば、ナンバーポータビリティーの制度もあり、そういうことはできなくなったよ。

ちなみに、台湾では電話番号を読み上げるときは、単純に数字を読み上げるだけで、
日本語で言うところの、拍子を置くために「―」のところに別の音を当てて読んだりすることはしない。

そのほかの固定電話の電話番号は、日本の感覚と軒並み同じ言い方をする。
7桁の場合は、3―4のリズムで、123 4567となる。
8桁の場合は、4―4のリズムで、1234 5678となる。

「1」を「yao1」と読んでしまう人は、「数字の読み方&数の数え方」も見てね。