台湾の七夕情人節なる行事

台湾でも七夕は七夕(qi1xi4)と言うんだけど、
日本のように7月7日にあるわけじゃなくて、旧暦の日付になる。
今年の七夕は19日だったんだね。

織姫と彦星は、織女(zhi1nu3)と牛郎(niu2lang2)いうらしいけど、
天の川(天河tian1he2)を挟んで、カササギ橋(鵲橋que4qiao2)で年に1回会えるという伝承は、
当然のことながら、台湾人でも知っていることだよ。

最近は、七夕情人節(qi1xi4 qing2ren2jie2)と言ったりして、
カップルがデートしたりするような日にもなっているけど、
ただ、どうも七夕情人節は、このような織り姫と彦星のロマンチックな話とは直接的には関連しなくて、
昔から伝統的にカップルがラブラブする日だったわけではないみたいだよ。

そもそも、七夕が恋人の日というような位置づけがされるようになってきたのは、
バレンタインデーという概念が入ってからのことで、
この「洋物」の情人節に対抗すべく、中華物の情人節がもてはやされるようになったみたいだよ。