日台間の免許の相互承認の感想

来月からは、いよいよ日台間の免許の相互承認が始まるよね。
(そのうちリンクが切れるだろうけど、台湾と日本の運転免許証を相互承認、9月19日施行へ(読売新聞) – goo ニュースとかも見てね。)
台湾人の免許を持っていれば、日本で運転できるようになることは、
逆に、日本人としても台湾で運転ができるようになるわけだよね。

台湾の内陸部の鉄道インフラはないので、モータリゼーションに頼ればもっと魅力的な楽しい観光ができることは間違いないよ。
道路の表示が漢字だから、むしろ諸外国よりも道路情報は瞬時にとりやすいことは、台湾で運転するときのメリットかもしれない。

とはいえ――、運転に慎重であろう多くの日本人が、
右側通行で左ハンドル、運転も日本よりかは荒っぽいだろう台湾で、
何も車を運転しなくても、ほかにもたくさん観光地はあるだろうし――と思うだろうね。

ただ、オートバイだったら、無謀にも運転してみようかと思う人はいるかもしれない。
(興味があったら、「台北の路上のバイクの様子」も見てね。)
台湾は日本に比べて比較的レンタルバイクのお店もあったりするし、
主要駅の駅頭で探し回っていて、見つけられる場合もあるんだよ。

ただ、実際に台湾人がよく乗っているオートバイというのは
50ccのものもあるけど、普通は排気量が125ccのものなんだよね。
日本人が普通自動車の免許でゲットできている原付は50ccまでというわけで、
自動二輪を取得していない人にとっては、やっぱり台湾で合法的に運転できるバイクは限られちゃうだろうねということは気になるよ。

それ以前の問題としてだけど、
普通自動車の免許しか持っていない=原付のみしか二輪車の免許がない場合は、
どうやら二輪関係の免許は発給されないということなんだよね。
参考までに、この前、私が取得した国際免許の欄だけど、
このような書式で台湾での運転免許の翻訳文が出された場合、
原付しか運転できない人が台湾で合法的に運転できるバイクは、ないということかなと思う。
国際運転免許証(繁体字)

この話の続編、「台湾向け国際免許の申請」「国際免許で台湾でバイクに乗る」も見てね。