ブログ「梅と桜」のポリシー――品位ある場所を守るために御協力いただきたいこと

このブログにコメントをいただくことは大変ありがたいことだと思っていますが、最近、コメントの内容を見ていると、品位のないコメントがちらほらあらわれ始めています。
そこで、以前からこのブログではネチケットについて多少なりとも紹介してきたのですが、今回は、品位のないコメントは要らないということを書きたいと思います。

どういうものが品位がないものかということを紹介します。

ためにする議論
書き手の文章の揚げ足をとったり、言葉じりをとらえ、都合のいいフレーズを勝手に拾い上げて意地悪に批判するといった行為は、そのコメントを読む私たちにとっては不快にしか感じません。
どういうコメントを書くかというのは、詰まるところコメントを書く方の品位の問題です。しかし、特にためにする議論をされる方の文章は品位のないコメントに陥りがちです。

政治的にデリケートな内容
このブログのトピックを多くお読みの方はよくおわかりだと思いますが、このブログでは神経質なほどにデリケートな政治的な要素は排除して書いてきています。その意図をくみ取ってくだされば、政治的にデリケートな内容のコメントというのは出てこないはずです。
このブログのコメントとして政治的な書き込みをするなと書いているわけではありません。しかし、特に政治的にデリケートな話についてコメントを書くと、センセーショナルで独善的な内容になり品位のないコメントに陥りがちです。

日本人や台湾人の個人的な批判
このブログは日本人と台湾人の書き手がそれぞれにお互いの興味のある相手の国のことを誠実に紹介しているブログです。その意図をくみ取ってくだされば、日本と台湾のお互いのひどい悪口を言うコメントというのはないはずです。
日本人が迷惑な台湾人について批判する、台湾人が迷惑な日本人について批判する、どちらでもいいのですが、個人的な私怨が伴う批判の場合、よほど注意をしない限りは批判する側の品位のなさがそこに見えてしまいます。

ネット上には、多くの議論があふれ、政治的にデリケートな話で論争が起こり、日台の過激な批判が展開されている場所もあることでしょう。それを否定するつもりはありません。
しかし、私たちはネット上の醜い声を集める掃きだめにするためにこのブログをつくってきたわけではありません。コメント欄は自由に投稿できるようにしていますが、それは何でもかんでも書いてもいいから開放しているというわけではありません。

私たちはこのブログのURLを固定して、もう2年以上責任を持ってブログ運営をしています。
このブログの書き手である我々が本当に神経質に気を使ってきたこのブログに対する品位を汚す内容を目にして、正直に言えば落胆することがふえてきていることに懸念し、品位のないコメントは要らない、このような御注意を書くことにします。

なお、以下、以前にも書いたブログのネチケットについての書き込みを紹介します。こちらもあわせてみてみてください。
ブログ「梅と桜」のネチケット1――いただきたいコメントといただきたくないコメントの紹介
ブログ「梅と桜」のネチケット2――疑問・訂正を提起する際のコメントの方法の紹介
ブログ「梅と桜」のネチケット3――引用&トラックバックについての要望
ブログ「梅と桜」の「おもてなし」――いただいたコメントに対する返信姿勢
ブログ「梅と桜」のポリシー――「楽しく書く」ために御協力いただきたいこと