台湾は小学校から制服がある。
田舎の方では制服のない学校があって、その場合は私服で行く場合があるけどね。
小中学校の制服は大体同じような感じだと思う。
男の子は、上はワイシャツで、下が半ズボン。
女の子は、上はワイシャツで、下がスカート。
これは夏服。これが普通の服なんだろうね。
冬になると、男女とも制服が変わる。
上は、長そでのワイシャツの上にジャンバーを羽織る。
下は、長ズボン。女の子でも長ズボンになる。
ネクタイとかリボンとか各種アクセサリーはない傾向のようだよ。
小学校の場合、このほか帽子にも学校指定の帽子があって、それをかぶる。
男の子は、学校指定の野球帽のような帽子。
女の子は、全部につばがついた布製の帽子。
色は――このごろ各種制服も随分変わってきているので一概には言えなさそうだけど、
日本人の発想から考えられる伝統的な制服のいろといえば、
ワイシャツは白、スカートやズボンは紺色のようだよ。
高校は、小中学校と違って、制服もより洗練されてくる。
男の子は、半そでのブレザーにズボン。
女の子は、半そでのブレザーにスカート。
冬になると、男女とも長ズボンを履くスタイルになる。
日本と台湾の制服の違いは――
男の子は、中学生になってもやっぱり半ズボンを履くということとか、
女の子は、冬服では長ズボンを履くということとか、
そもそも、冬でもそんなに寒くないのに長ズボンを履くということかなと思う。