台北から山が見える

台北は台湾の首都とも言える場所なんだけど、
ちょっと視点を身近な建物より遠くを見渡してみると――
台北の街のふとしたすき間から、はるか向こうに山が見えることもある。
 
天母というエリアの最寄り駅(芝山駅)から写真を撮ったら――背後に山が見えている。
右端に日本でも有名な圓山大飯店が見えるけど――その後ろは山なんだね。

台北から山が見えるといっても、東京でいえば、富士山みたいに特に目立った形の山はないみたいで、
その山の名前や形をしっかり把握して台北に住んでいるわけでもなさそうだよ。
こうやって台北から山が見えるのは、台北は盆地にあるからだよ。
このエリアのことは、台北盆地というよ。

そんなわけで、例えば日本の地方都市に行って、付近に山が見えていることにちょっとした驚きを覚える東京人がいたとしても、
少なくとも台湾に住む台北人にはそのようなリアクションは少ないかもしれない。
むしろ、東京23区内、どこに行っても山が見えないことの方が驚きだと感じるかもしれないね。

日本的政治家(2)

日本的近代政府構造是中央集權制,所以一般日本民眾的政治感覺是中央優於地方。也就是地方政治家的地位不如中央的政治家。

由於日本的政策主要是由官僚(高階公務員)制定,所以和官僚互動較多的政治家的政治力會比較大。日本的中央政治家當中,最有機會和官僚互動的就是國務大臣,所以曾經擔任過國務大臣的政治家,或是現任國務大臣的政治力會比一般國會議員大。至於沒有當過國務大臣的議員的政治力指標則是當選國會議員的次數。

由於日本的代議士的任期不長,經常要接受民意考驗,所以能長間能通過民意考驗的代議士當然有相當的政治魅力。如果執政黨的國會議員當得越久,擔任大臣的機會就越高。

所以日本民眾感覺中的政治家的政治力強弱是:

大臣>國會議員>地方首長

不過這只是非常粗略的比較。

其實地方首長和中央的政治家的工作差異非常大。兩者的政治力很難比較。

日本在1990年代開始推動地方分權政策,明確區分中央和地方的權責。所以地方政府得到了相當的自主權。地方政府的自主權擴大後,就有不少國會議員換跑道去參選都道府縣知事。當然,也有一些都道府縣知事會換跑道去參選國會議員。也就是說,對某些政治家而言,擔任地方首長的魅力並不亞於擔任國會議員。

具體而言,國會議員的工作是審查法案,國務大臣能做的工作也只限於某個領域而已。但是如果當上都道府縣知事的話,就可以照著自己的政治理想來打造世界。而且成為都道府縣知事的難度遠比當內閣總理大臣的難度低。

根據2003年的統計資料,東京都的GDP就比韓國、澳洲這些國家的GDP還高。同年大阪府的GDP則比瑞士、比利時、瑞典這些國家的GDP高。愛知縣、神奈川縣的GDP則高於挪威、丹麥等國。儘管東京都、大阪府、愛知縣、神奈川縣只是地方自治體而已,但是他們都是富可敵國。所以擔任這些自治體首長當然有相當的魅力。近幾年日本在做政治改革時,有不少在改革期間落選的議員有開始轉向挑戰地方首長選舉的傾向。

在早期中央集權時代,日本政治家的從政之路是從地方一步一步走向中央。不過近幾年,由於各黨派內部徵召議員候選人的管道增多,國會議員培養自己家族後代成為新一代議員,來接替自己工作的例子也不少。所以從地方走向中央的政治路線也變得不明顯了。

台湾のパソコンのフォント

パソコンで繁体字中国語を入力しようと思って、どのフォントを使えばいいか迷うことはないだろうか。

台湾のベーシックなフォントといえば、この3つだと思う。
それは、「細明體」「新細明體」「標楷體」だよ。

ウィンドウズを見るとあれこれたくさんフォントが入っているかもしれないけど、
ウィンドウズ95が発売されて以降で、どれにも入っていると断言できるフォントはこの3フォントではないかな。

3つのフォントはこんな感じだよ。
台湾のフォント

「細明體」と「新細明體」にはさほどの差はないけれども、
ローマ字を入力するとそのフォントの差がわかるね。
「細明體」は、ローマ字ごとの幅を同じに設定してあるけど、
それでは見にくいから、「新細明體」というのが発展してきた。
「新細明體」では、ローマ字のバランスを考えて幅を調整してあるんだね。

これらがどれも明朝体だというのがすごく不思議なんだよね。
日本的には明朝とゴシックは両横綱みたいな感じだけど、
台湾では、ゴシックはそこまでの位置は占めていないのかなあ。
ゴシック体はベーシックというより応用的な位置づけなんだね。
ちなみに、ゴシック体のことは「黑體」というよ。

日本語のウインドウズに繁体字中国語のフォントが標準で装備されているかどうかはわからないけど、
ダウンロードなりインストールしているうちに、何らかの形でいつの間にか繁体字のフォントが入ったりすることがあるよね。
それらは、日本語のワード上では、「MingLiU」とか「PmingLiU」というふうに表示されていたりする。

「MingLiU」は「細明體」、「PmingLiU」は「新細明體」のことだよ。

台湾人がワードで作業を始めるときは、デフォルトでは「新細明體」を使うようだから、
特にこだわりがなければ、「PmingLiU」というフォントを使うのがいいかもね。

日本的政治家(1)

在台灣人的語言感覺中,「政治家」這個詞指的是有智慧、專業有為的政治人物,至於追求私欲缺乏責任感的政治人物則叫作「政客」。

日語裡面也有「政治家」這個詞。不過日本人的語言感覺中的「政治家」的意思和中文的「政治家」不太一樣。日本的「政治家」這個詞主要是指以政治為職業的人,也就是政治人物。在日本人的語言感覺中,「政治家」這個詞可好可壞,如果特別優秀的政治家可以叫「大政治家」,至於不好的政治家的則叫作「政治屋」。

那麼以政治為職業的人到底在做什麼事呢?

簡單地說,就是妥善、巧妙地協調分配這個世間的利與權。

由於並不是每個人都能妥善處理世間的利與權的問題,所以並不是每個人都適合當政治家。

一般而言,日本人所謂的政治家指的是由法定選舉活動所選出來的首長或是議員。例如:國會議員、都道府縣知事、都道府縣議員、東京倱特別區的區長、區議員、市町村長、市町村議員等。這些人的工作本質就是妥善分配利與權,減少世間的不公平,讓世界變好。

至於從事政治運動,準備為將來參政打基礎的人也可以算是一種政治家。因為這些人從事的活動也是協調利與權。

在日本人眼中,日本的國務大臣(日本內閣閣員)也算是政治家。這是因為日本的國務大臣幾乎都是由國會議員擔任。而國會議員正是不折不扣的政治家。

不過日本的國務大臣中,偶爾也會出現非國會議員出身的民間人,例如2001年日本的經濟財政政策擔當大臣竹中平蔵是學者出身,竹中平蔵是受到小泉內閣的推薦而成為大臣。

由於竹中平蔵是小泉內閣直接從民間提拔成為大臣,所以當時一部分的日本國會議員認為竹中平蔵不夠資格稱作政治家。因為從事選舉活動、經營基層的工作非常艱辛,而竹中沒有受過選舉的洗禮,也沒有在基層從事過政治活動。所以當時有些國會議員在質詢竹中平蔵時,故意不稱「竹中大臣」,而是稱「竹中さん」。也就是把竹中平蔵視為沒有政治專業的一般人。不過後來竹中平蔵於2004年當選日本的參議院議員,並以國會議員的身分擔任大臣,這時候,其他國會議員才開始認同竹中平藏的政治專業。

而日本的一些左翼、右翼的「政治結社」,或是一些市民運動組織、NGO(非政府組織)、NPO(非營利組織) ,又或是一些農、工、商等團體,偶爾可能會在日本國會周邊從事一些陳情活動,儘管這一類活動帶有不少政治色彩,但是這些組織的人士在日本大眾眼中並不算政治家,只能算是一種向政治家或是政府施壓的壓力團體而已。

新しいテンプレートに更新

ブログをgooブログのテンプレートから自前で編集したものに変更しました。
幾つかのブラウザで表示のチェックは行っていますが、著しく崩れる現象がありましたら連絡くださるとうれしいです。

主な変更事項
メニューの順序を変え、メニュー項目等案内表記を極力中国語に似せたものにしました。
ヘッダー部分にジャンプボタンをつくり、各項目にダイレクトにジャンプできるようにしました。
「カレンダー」の位置を変え、「過去の記事」は非表示にしました。
ブログ検索窓を前に持ってきました(この検索は本文検索のみ対応のようです)
スタイルシートで繁体字中国語に対応できるように設定しました。(コメントには仕様により非対応)
「梅與櫻寫真」として、書き手双方の思い出の写真を不定期に更新することにしました。

今後とも何かあったらマイナーチェンジはしていこうかなと思ってますが――
新しいテンプレートもよろしくお願いします。

祝2周年

3月26日で、「梅と桜 ―日本台湾年軽人的事情―」は2周年を迎えたよ。

そろそろネタが尽きるんじゃないかと思っていたんだけど――結局2年目は「通過」という感じでやって行けそうだよ。

こんなにこのブログが続くんだったら、私が台湾在住でいられたら、いながらにしていろいろな知識が入ってくるだろうし、どんなによかっただろうといつも思う。日本に住む私にとって、めったに行かない観光地でしかない台湾を想像して一つのブログのトピックにすることは、いつも楽しい作業で行っているとは限らない。

ただ、台湾にいれば、それだけで多くの知識が入るというのは間違いだよね。リアリティーがあるからといってそこに気づきがあるのかどうかはわからない。気づくためには、自分の知識の蓄積や自分以外の人の気づきに助けてもらえなければ表現できるものは何もないんだなと今は思っている。
いずれにしても、2年も続いたから、少しは主体的に取り組めたのだと総括したい。

恐らく、今後もこのブログのスタイルは今後も変わらないかなと思う。興味があることだけを自分の理解ができた範囲で紹介し、それにまつわる諸般の話は読者の皆様にお任せする――コメントにある文章に教わることがあるのもいいと思っている。

このブログが果たして来年まで続けられるかどうかは本当にわからないけど――
とにかく1000回ぐらいまではやっていきたいなと思っているよ。

これも、読者の人が、我々書き手のモチベーションになったからだろうなと思っているよ。
読んでくださる人には本当に感謝したいと思う。

台湾の学生の制服

台湾は小学校から制服がある。
田舎の方では制服のない学校があって、その場合は私服で行く場合があるけどね。

小中学校の制服は大体同じような感じだと思う。
男の子は、上はワイシャツで、下が半ズボン。
女の子は、上はワイシャツで、下がスカート。
これは夏服。これが普通の服なんだろうね。

冬になると、男女とも制服が変わる。
上は、長そでのワイシャツの上にジャンバーを羽織る。
下は、長ズボン。女の子でも長ズボンになる。

ネクタイとかリボンとか各種アクセサリーはない傾向のようだよ。

小学校の場合、このほか帽子にも学校指定の帽子があって、それをかぶる。
男の子は、学校指定の野球帽のような帽子。
女の子は、全部につばがついた布製の帽子。

色は――このごろ各種制服も随分変わってきているので一概には言えなさそうだけど、
日本人の発想から考えられる伝統的な制服のいろといえば、
ワイシャツは白、スカートやズボンは紺色のようだよ。

高校は、小中学校と違って、制服もより洗練されてくる。
男の子は、半そでのブレザーにズボン。
女の子は、半そでのブレザーにスカート。
冬になると、男女とも長ズボンを履くスタイルになる。

日本と台湾の制服の違いは――
男の子は、中学生になってもやっぱり半ズボンを履くということとか、
女の子は、冬服では長ズボンを履くということとか、
そもそも、冬でもそんなに寒くないのに長ズボンを履くということかなと思う。

日文的自動詞與他動詞(3)

自學日文的人剛學到自動詞他動詞時,如果沒有適當的文法解說教材,可能會對自動詞他動詞這兩個術語感到迷惘。

如果用英文法的例子說明的話,台灣人把英文法的「verb intransitive」叫作「不及物動詞」,而日本人則是叫「自動詞」。而「verb transitive」在台灣叫「及物動詞」,在日本則叫「他動詞」。

也就是說,台灣人在學英文時會學到「不及物動詞」和「及物動詞」,在學日文時則會學到「自動詞」及「他動詞」,一共四個文法術語。不過日本人不論是學英文或學他們自己的國文法時,都只用「自動詞」和「他動詞」這兩個文法術語而已。

不過英文文法底子不好的人聽到「不及物動詞」和「及物動詞」時,恐怕還是一頭霧水,還是搞不清楚這些生硬的文法術語和日文的「自動詞」和「他動詞」的關係。

用比較易懂的講法的話:
自動詞=只動到自己的動詞
他動詞=動到其他人事物的動詞

自動詞就是動自己,他動詞就是動他者。

用中文的例子來說明的話:
黑暗王在慢跑
黑暗騎士在游泳

慢跑是一個動作,這個動作只動到自己,不會動別的人事物;游泳也是一種動作,這個動作也是只動自己,不會動到別的人事物。由於這兩個動作都只動到自己,不會動到其他人事物,所以這兩個動詞算是「自動詞」。

黑暗假面黑暗忍者。
黑暗將軍黑暗料理。

是一個動作,這個動作會動到其他人;也是一個動作,這個動作也會動到其他其他東西。由於這兩個動作都會動到他者,所以這兩個動詞算是「他動詞」。

如果能夠理解上面的中文例子的話,應該就可以把握住日文的自動詞他動詞的概念了。當然,英文的不及物動詞及物動詞也可以用同樣的方式來理解。

為了讓觀念更清楚一點,這裡再以日文的例句來比較自動詞他動詞

ドアが閉まる。(門要關了)
ドアを閉める。(關門)

在這兩個例句中,第一句的門是主詞;第二句的門則是受詞。有不少教材或教學法會用這兩句話來解釋日文的自動詞他動詞。不過這種解釋方法會讓學習者把注意力放在「門」上面。容易混淆。所以我們再把上面兩個例句調整一下:

ドアが閉まる。(門要關了)
太郎がドアを閉める。(太郎要關門)

這兩個句中子,第一句話的主詞是門;第二句話的主詞是太郎。第一句話的動詞就像是慢跑、游泳一樣,沒有動作對象;第二句話的動詞就像是打人、吃東西一樣,有動作對象(門)。當我們看到一個門要關起來的時候,可以用第一句話,不過條件是這個門要自己關起來才行。具體的例子就是電梯或是電車上的自動門。這些門都會自己關起來。而第二句話則非常直觀,就是某個人要關門,這時候,我們可能會把注意力放在關門的人身上。簡單地說,第一句話是門在動;第二句話是人在動。由於第一句話中,門只動到自己,沒有動到其他人事物,因此閉まる是自動詞;由於第二句話中,太郎動了門,因此閉める是他動詞。

然而,上面的例子只是為了方便解說的簡單例子,現實中,日文有很多很模糊的例子。例如:
家を出る (出門)
席を立つ (從座位站起)
日本を離れる (離開日本)

「出る」、「立つ」、「離れる」在一般字典都是歸類成自動詞。不過如果硬要抬槓的話,例句中的「家」、「席」、「日本」可以解釋成「出る」、「立つ」、「離れる」的動作對象。字典把這些動詞歸類成自動詞,是因為有些學派認為「家」、「席」、「日本」不能算是受詞,只能算是起點或場所而已。就如同「慢跑」這個動作當然有作用對象――地面,而「游泳」的動作的作用對象則是水,但是不論是地面或是水,都只能算是一個地點,而非受詞。用這種方式來解釋的話,「出る」、「立つ」、「離れる」屬於自動詞的說法就可以成立了。

相關文章連結:
日文的自動詞與他動詞(4)
日文的自動詞與他動詞(5)

台湾のおでん

台湾にもおでんが売っているよ。
おでんは、台湾語で「おれん」(黒輪)というらしいよ。

せっかく写真を撮ってきたので、載せてみるね。

台湾おれんの具材は日本おでんのものとさほど変わらないような気がする。
日本のものと何が違うのかというぐらい味も似ていた。
この写真では丸い入れ物に入っているけど、当然、四角い入れ物もある。

台湾のおでんと日本おでんの違いというほどでもないけど、
大きく違うのは、くしに刺してある、差しやすい形に加工してある具材が多いということかな。
といっても、昨今の日本でもくしに刺したものは結構あるか……

それよりも、おでんには調味料をかけるのが普通だということ、
そのおでんにかかっている調味料が日本人が想像するようなものとは違うということのほうが特徴的かな。

味つけは画一的でもなく、種類も量も豊富みたいで、それらを好みに合わせて使う。
醤油をかけるというか、醤油にもうちょっと工夫されているような醤油仕立てのものをかけたりもするし、
液状の辛みそみたいのもあるし、
もっとオーソドックスなのは、例のカキのお好み焼き(カキのオムレツ?)にもかかっている赤いソースに似ているようなものとかもある。
台湾でカキを食べる」「台湾のカキのお好み焼き」も見てね。

ちなみに、「おれん」という言葉だけど、黒い輪とはいったもので、
例えば殴り合いのけんかになったときに、例えば目の周りが黒くなったりするようなこと、
英語でいうところのblack eyeのことだけど、それも「おれん」というらしいよ。

ただ、我々観光客が台湾の街角で見て得る台湾のおでんについての情報は、
これら「おれん」よりも、コンビニとかに出ている「関東煮」(guak1dong1zhu3)というものの方かな。

これもまさにおでんそのものだということはいうまでもない。