春節の日付自体がわかっても、結局西暦で日付を言っていると、それが周りの人と違う言い方をしていることに気がつく。あるいは、日付の言い方が把握していないと、いつどういうことが行われているのかの日付感覚がいまいちぴんとこない。
大みそかは「除夕」(chu2xi4)と言うよ。あるいは「大年夜」(da4nian2ye4)という言い方もある。
台湾での大みそかは、特に大みそかの夜を指していることが多いよ。
大みそかの前日にも言い方があって、それは「小年夜」という。
ちなみに、「大晦日」という単語は辞書上は存在していなくて、「晦日」(hui4ri4)という言葉はある。それは旧暦の月末という意味。古語みたいなので、今は使われない。
春節当日は、「初一」だよ。
2日目からは「初○」と言えばいいらしい。
2日目は「初二」、3日目は「初三」、4日目は「初四」……と続く。
こういう言い方を延々と言い続けるというわけでもなく、10日目「初十」で終わる。
かといって「初十」まで律儀に言い続けるというものでもないらしくて、
普通の人は、大体「初五」「初六」ぐらいまでで言い終わっちゃうんじゃないかな。
こういう日付の言い方は、春節期間は西暦の日付のかわりに言われるよ。
マスコミを初め、台湾人の通常の会話の中で使われる。