台湾の街角とかの飲食店とかの店頭に、
日本であれば板とかに書かれるような屋号とかモットーとかメニューとかが
布にプリントされて、風になびいていたりする。
そして、その布の端には――ひもがつり下がり、その先に水の入った500ミリリットル程度のペットボトルがついていたりする。
ペットボトルには布を固定する重しとしての役割があって、
こうしておけば、布に書かれた販促内容がしっかり読めるという効果もあるけど、
透明なペットボトルをつけておくのにはハエよけの効果もあるんだって。
複眼のハエはペットボトルの光の反射が苦手だという。――実のところの真相はわからないけど。
昔は、粘着性のハエよけなんかを店頭に置いていたらしいけど、
さすがに見ばえもよくないし、グロテスクなので、こういうものもハエよけに貢献しているらしい。
こういうふうなペットボトルはどこのお店でもこうしているわけではなくて、ごくたまに見るという程度のものだよ。
台湾でも、台北よりも、特に南の方がこういうものに遭遇する可能性があるみたい。