台湾の死刑事情

台湾にも死刑はあるよ。

台湾における死刑が言い渡される可能性がある犯罪としては、
殺人罪にはもちろん死刑が適用される犯罪なんだけど、
国家内乱罪みたいなとか、スパイとか、公務員の麻薬の栽培とかにも死刑が適用されることもある。
あとは、偽札で金融を大きく混乱させたりとか、軍隊で敵を前にして命令に背いた場合は死刑というのもある。

ただ、18歳未満は死刑は適用されないみたい。尊属殺はその限りではないみたいだけどね。
80歳以上というのも死刑はない?判決を出さない?感じになるみたい。

昔は集団窃盗みたいので死刑が繰り出されていたみたいだけど、
最近は国際世論の高まりなのか、台湾でも死刑の判決を避ける傾向にあるようで、
何でもかんでも死刑が繰り出されるというような状況ではないよ。
以前は、罰則が死刑しか用意されていなかった法律の条項もあったけど、
最近はそういう条項にも別の罰則も用意するように法律も変わってきているんだって。

台湾の国内世論としても、犯罪者への死刑適用に慎重な主張をする向きも少なくはないから、
犯罪者が殺人を犯したとしても、それを死をもって償うべきだと考えるのは、時には過激に響くかもしれない。

コメント

  1. rie

    犯罪者のPARADISE
    残酷に殺人しても死にならないし、悪犯罪してもすぐ出られてまた悪事するから、台湾や日本は犯罪者のPARADISEだと言ってもいい。政府は犯人のために人道と言うものを求めて 結局一般人の恐れをもたらす。やっぱりシンガポールの厳しい法律がいいね。だって私たちは悪事しないから。

  2. 国土の広さから考えれば……
    (rieさんへ)
    こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
    私自身は、日本的の伝統的な死をもって償いべきものがあるんじゃないかという死生観には共感できるところがあるし、モラルハザード防止の側面もあるから、死刑制度自体はあった方がいいと思いますね。
    殺人をしても死刑にならないというのは、モラルハザードを起こす側面もあるでしょうね。台湾ぐらいの狭い国土だと、殺人を犯した犯罪者が刑務所から出ると、日本で考えるよりも市民が危険にさらされる可能性が高いかもしれません。
    ☆☆☆

  3. sakiba

    人の命を故意に奪った以上、死を以って償うのは当然の天理だと思います。
    だから、死刑廃止論者にはどうしても同調できませんね。

  4. Unknown

    みんな野蛮だね。目には目を、歯には歯を、の発想だね。
    タイムマシンで5000年遡ってハンムラピ法典の時代に暮らすがよい。

  5. Unknown

    目には目、歯には歯とはぜんぜん思わないけど、「死には死を」(条件付きとは思うが)は譲れないと思っているだけ

  6. コメントありがとうございます
    (sakibaさんへ)
    こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
    sakibaさんの指摘は、多分日本のコンセンサスでしょうね。政治や行政もそんなことを言っています。
    ともいう私も、この考えに近いです。
    ☆☆☆

    (Unknownさんへ)
    こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
    償う方法についての模索なんじゃないでしょうか。人を死に追いやった人をどうやって判断するか、死刑が野蛮であるとしたらどうするのがいいのか。今の死刑制度は目には目をの古代まで後退するものではないと思いますが、やはりこういう制度が古代から継続しているとしたら、そこに人間の普遍的な考え方があるかもしれないとも思います。
    それから、あなたへの感想ですが、丁寧にフォローまで入れてくださっているんだったら、名前も入れてもらえればと思いました。
    ☆☆☆