キスを表現する

キスって何と言うの?と質問すれば、
多分台湾人は「接吻」(jie1wen3)というだろうね。
英語で「キス」という言い方は余りしないけど、言えば意味はもちろんわかる。

これは書き言葉っぽいけど、話し言葉として使わなくもない。
でも、日本語的には「せっぷん」とか言われてしまうと、
冗談で言っているの!?と思うか、はたまた引いてしまうような気がしなくもない。

あとは「打啵」(da3bo1)というのもある。
「打啵」は実際には(da3ber)と発音したりする。
これは「チュッ!!」といったイメージに近い言葉。
台湾人は、キスするときに「チュッ!!」って言うのかな……

あとは、「親嘴」(qin1zui3)というのもある。
これはマウス・トゥー・マウスのキスのこと。
ここで言う「親」は、キスするときの動詞。

それから、キスの周辺の表現として、
キスマークのことを「吻痕」(wen3hen2)という。
キスマークをつけることを「種草莓」(zhong4cao3mei2)という。
ちょっと隠語みたいな感じがする。

他人のキス現場を見てしまって、「ああっ!!キスしてるーーー!」と言いたいときは、
「他們在打啵」とか「他們在玩親親」とかいう。
台湾人も公衆の面前でキスをするという人たちではないみたいだよ。

キスしてほしいときには「親」を使って「親親」(qin1qin1)というのが普通。
決して4声で言わないけど、日本人にとってはある意味でムードがない、恥ずかしい言い方だね。
かといって、「接吻一下」「請接吻吧」とか別の動詞にすると不自然過ぎるので、この音で言うしかないみたい。

ちなみに、あの ちんちん は「雞雞」(ji1ji1)とかいうよ。

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