記憶を表現する

記憶(ji4 yi4)や思い出(回憶hui2yi4)を話したいと思っても
基本的な動詞がわからないと、なかなか話題にできないから、思い出も共有できない。

思い出すという言葉は、「想起」(xiang3 qi3)というよ。
忘れたものが突然思い出されるときは、「想起」(xiang4qi3)「想到」(xiang3dao4)というよ。
例えば、この月餅を見ると、子供時代のことを思い出す。は、
「我看到這個月餅,我想起了小時候的事情。」というよ。

ちなみに、記憶があるものを思い起こすときは、「回憶起」というよ。
ただ、こちらは主語を一人称にして言うのはちょっと無理があるかもしれない。
例えば、彼女はアルバムを見ながら、昔のことを思い起こしていた。は、
「她看著相簿,開始回憶起當年的事。」というよ。

忘れるというのは、「忘記」(wang4ji4)という。
思い出せないは「想不起來」(xiang3 bu4 qi3lai2)、
ど忘れしたときは「突然忘記了」(tu2rang2 wang4ji4 le)「一時忘記了」(yi4shi2 wang4ji4 le)という。

覚えておくというのは、「記住」(ji4 zhu4)という。
忘れないでというときは、「不要忘記」(bu2yao4 wang4ji4)という。
そのほか、暗記するという意味では、「記起來」(ji4 qi3 lai2)とか「背起來」(bei4 qi3 lai2)という言い方もあるよ。

ちなみに、物事を忘れたり思い起こすこともなく、覚えているというときは、「記得」(ji4de)という。
例えば、私は子供時代にこの月餅を食べたことを覚えている。というのは、
「我記得我小時候吃過這種月餅。」というよ。

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