台湾の祝日 その1

台湾の祝日制度というのはちと複雑だよ。
そもそも祝日だけど休みになっているものと休みになっていないものがある。

日本みたいに休みになっているものを祝日だというふうに定義すると、
台湾では、
日本と同じように毎年毎年何月何日と決まっているもの、
旧暦の日付で決まっているから、毎年日付が変動してしまうもの、
特定の条件にある人だけが休んで、国民みんなが休みにはならないもの、
その他政府が便宜的に実施する振りかえ休日みたいなもの
――があって、日本人の考えるものとは随分違うような気がする。

これらの祝日の中でも、旧暦の日付が決まる祝日がはるかに多いわけで、
台湾の祝日がいつなのかはとても漠然としている。
突然祝日の日付を聞かれてもすぐに厳密に答えられない台湾人もいると思う。

今年の分の祝日は今年のカレンダーで確認できるとして、
来年の分の祝日を把握する必要がある人がどれだけいるかわからないけど、
数年先の祝日を知りたければ、電子辞書やインターネットで調べたりするんだろうと思う。

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