じゃんけんは台湾でも何かの決めごとをするときによくやることらしいよ。
台湾ではじゃんけんのことを「猜拳」(cai1 quan2)と言うよ。
「猜拳」そのものは動詞なので、じゃんけんしようと言いたいときは「猜拳吧」となる。
じゃんけんをするときに言うかけ声は「剪刀石頭布」(jian3dao1 shi2tou2 bu4)と言うよ。
グーは「石頭」、チョキは「剪刀」、パーは「布」と言うんだね。
日本語でじゃんけんを言うときは何か独特な節回しで言うけど、
台湾ではそういうわけではないみたいで、淡々とこの単語を読み上げればじゃんけんが始まるらしい。
また、あいこのときの独特の表現があるわけではなく、あいこになった場合は「剪刀石頭布」をリピートする。
あるいは前を省略して「布」と言う場合もあるんだって。
じゃんけんに勝つことは「贏」(ying2)、負けることは「輸」(shu1)、あいこのことは「平手」(ping2shou3)という。
あと、後出しじゃんけんのことは「慢出」(man4chu1)と言い、
じゃんけんで出した後に自分の出したものを瞬時に変える不正は行為を「變化」(bian4hua4)と言うよ。
後出しじゃんけんのことは「ガォシャオ」と言いです、台湾語(ミンナン語)で。
これだけに特別な語彙があるんですね
(davchenさんへ)
こんにちは、szyuです。情報ありがとうございます。
後出しじゃんけん――余りしませんが、こういう言葉が特別にあるんですね。
つまり、台湾人は後出しじゃんけんが好き?よくそういうことをやるんですか?――と考えるのはいじわるな発想ですか?
また遊びに来てくださいね。
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其實慢出也算是作弊,通常發生慢出的情況時,會重新猜一次。另外,出手後臨時換出的話,我小時候經驗是都稱「變手」,還沒有聽過喊「變化」的。發生這種情況時,通常是會喊「你慢出!」或「你變手!」
実はいろんな言い方があるのかな
(Alexさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
じゃんけんで遅く出すことは不正行為で、通常はもう一回やり直します。
あとは、出した後に変えるときは、私の小さいころはそういうことを「變手」と言っていて、「變化」というのは聞いたことがない。このような状況が起こったときは、通常は「NI慢出」とか「NI變手」とかと言っていました。
(済みません、日本語の環境なので、「あなた」の意味を示すNIが出せません)
――ということですね。
私自身にはどれが正しい言い方かわからないです。多分正しい言い方なんてなくて、ローカルで少しずつ違っているのかもしれませんし。
日本でも、全国に散らばっている人が一つの場所に集まってきて交流なんかをする際にじゃんけんをしようとすると、みんな言い方や言うスピード、出すタイミングなんかが違っていてうまくじゃんけんができないなんてことが発生することがあります。
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