台湾人は英語がよくできるのか?も見てね。
日本では目下小学校に英語教育を導入するという話をしていて、
今このブログを書いているときにはその議論の真っ最中なんだけど、
台湾は小学校3年生から始めていて、勉強をしている。
2005年の3月と4月の台北の48校の小学校5、6年制に対する調査では
84%は英語の塾に通っていて、学校以外での勉強にも余念がない。
そのうち半分の48%は親に言われてか、強制的に行かされているみたいだけど、
友達に負けたくないので塾に行く(24%)、自発的に塾に行く(27%)という人もいて、
意外に頑張って勉強はしているとは思うね。
台湾にも国内的に英語の検定制度があるらしいんだけど、
半分以上、57%は英語検定を受験したくないみたいで、
どれほど身になる学習をやっているかはちょっと疑問ではある。
とはいっても、42%はその英語の検定を受験したいと考えているんだけどね。
そうやって一生懸命励んではいるみたいだけど、
英語のABCを書けない人が4%いるらしいし、
全体の88%は英語の勉強にストレスを感じているということで、
早くも小学校から英語嫌いを生産している可能性がないとは言えない気がしている。
うーん、そうか、今はガキから義務で習ってるのか。私は海外旅行したくて、英会話教室に通ってたけれど、高校生で、文法に泣き
そのままフェードアウト。
じゃあ、シンガポールはどうなるんだ?と
ふと思った。あそこは公用語が4つ有ったはず。華人とかはどうゆう風に対応してるのだろうか?興味ある所ですが、ブログの範疇外になるので、いずれ、又。
シンガポールはすばらしい
(綾織さんへ)
こんにちは、szyuです。コメントありがとうございます。
私も中学英語は好きだったんですが、高校時代になってから英語は嫌になりましたね。あれも英語を勉強するための明確の理由がある人は一生懸命やっていたけど、そういう意味では私には英語を勉強して何をしたいということがなかったので、そのまま落ちこぼれましたね。
シンガポールについてですが、シンガポールのチャイニーズはすごいですよ。福建、華語、英語、あともう一つどこかの中国語方言がいける場合もあるし、マレー語もできるやつはできますね。彼らは相手の得意言語に合わせて言語を変えてくるすさまじい言語力ですよ。
以前我が家にシンガポール1人、マレーシア人2人が遊びに来ましたけど、マレーシア人同士だと英語、シンガポール人が入ると福建、私がまざると華語、私ともう一人のマレーシア人だけだと日本語を話すという、まあ何というか、言葉は意思疎通手段ということは徹底していましたね。
シンガポールのいいところは、言葉ができなくても焦らなくていいということですね。できる言葉の中で意思疎通すればいいというような彼らの感性が私にはとても合いました。
そして、たどたどしくても全然恥ずかしくないんですよね。相手もたどたどしくても努力を見せてくれることもある。お店とかでも通じなくてもそこで困ったちゃんになる確率がほかの国に比べて少ないなと思います。
だから、シンガポールでは中国語を言うのも間違っても大丈夫という気持ちになってどんどん話せたし、精神的にも追い込まれなかったですね。あそこに行ってから、下手でも恥ずかしげもなく開き直れることを知ることができたこと、それはいい経験でしたね。
ちなみに、シンガポール人の話す英語はシングリッシュというのもあって、それはちょっと中国語チックな文法がまざる英語のような気がする。
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シングリッシュを使いたくなる華人の気持ちも
判らなく無い。というのも私は文法・単語を英語に変換して
中国語を覚えているから。
その逆を華人はやってるのでしょうね。
語学は努力だね。
もっと気楽に考えられればいいんですが……
(綾織さんへ)
こんにちは、szyuです。コメントありがとうございます。
マルチリンガルの環境の中でマルチリンガルにやっている人を見ていると、その話せる語学のどれだけが努力でなされているものなのかわからないですね。ちょっとした会話程度だったら努力はしていない可能性がありますね。日本人が留学するために英語を勉強しているような努力は少なくとも必要ないのかなと。
日本の国内で日本語以外を話さない私たちには外国語を使うというのは非現実的で、語学を使うことに物すごいハードルを高く設定しがちですよね。ここにコメントを書く私も、簡便な中国語でよければ中国語でコメントしようと思えばできるわけですが、それができない――もっと気楽に使えるようになればなと思います。
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台湾に住んでいる日本人です。とても興味深く拝読しました。今、台湾の英語教育の状況について調べています。
>台湾にも国内的に英語の検定制度があるらしいんだ>けど、半分以上、57%は英語検定を受験したくない>みたいで
>英語のABCを書けない人が4%いるらしいし、
>全体の88%は英語の勉強にストレスを感じていると>いうことで、
台湾の方の英語に対する抵抗感に対してびっくりしました。
もしよろしければ、この調査結果の出典を教えていただければ幸いです。お忙しいところ申し訳ありません。
調査結果の出典
(台湾の英語教育に興味がありますさんへ)
出典:
「國小學英語88%都叫苦」『中國時報』2005年4月18日
調査者:
親民党台北市議会議員団
参考リンク:
台北市教育e週報
http://163.21.249.242/News/News.asp?iPage=&UnitId=186&NewsId=14979#news
(エンコード:繁体字中国語(Big5))
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参考になりましたでしょうか
(台湾の英語教育に興味がありますさんへ)
――以上の情報でわかりましたでしょうか。
何か実情はそうでもないよとか、おかしいとか、何か発見がありましたら教えてください。
また遊びに来てください。
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