台湾人の小中学生のお弁当

小中学校はお昼に給食がある。
けれども、給食がない小中学校もあるんだ。

給食がない学校は、学校に行くと外に出られないので、自然とそういう状況の中でお昼を用意しないといけないんだ。

お弁当を学校に持っていくという場合、日本と根本的に違うところは、
台湾では学校で食べる弁当は温めて食べるということだよ。
だから、弁当箱もプラスチックではなくて、ステンレスのものが喜ばれる。
温める機械は電子レンジじゃなくて蒸し器だから、ステンレスで大丈夫なのだ。

大体温められるプロセスは学校によって違うかもしれないけど――
朝、教室にあるかごの中に弁当を入れておけば、それを日直が弁当を蒸す部屋まで持っていってくれるので、お昼には暖かい弁当が食べられるとか、
教室に弁当を蒸す部屋がある場合もあるので、その場合は大体3時限目ぐらいに日直が電源を入れて温めるとかいうふうにやる。

ただ、みんなの弁当を一気に同じスペースの中に入れ、しかも蒸し器の原理で蒸すとなれば――
みんなの弁当のにおいがまざり合い、おっそろしいにおいが漂うということかな。
個人的には、げっと思うものだが、習慣化されれば、そこまで嫌悪感もないのかな。

コメント

  1. linjia

    初めまして
    私は日台ハーフのlinjiaと申します。
    日本ベースで育ったので、こちらのサイトで楽しみつつ、勉強させていただいております。
    小学生当時、長期の休み中に台湾へ帰った時に、
    小学校に見学に何度か行った記憶があります。
    母の母校だったのですが、給食だったように記憶しています。
    従兄弟は自宅に帰ってお昼を取っていました。
    日本のお弁当は冷めても美味しく食べることができるようにを前提にしてあるので、
    台湾とは違ってオモシロイと思いました。
    台湾のお弁当も日本もお弁当も美味しいので好きです。
    お弁当って美味しく感じるから不思議ですね。

  2. linjia

    続き
    母の母校は屏東で従兄弟は高雄です。
    日本のように地域によって献立も変わってくるのでしょうか。
    あと、売っているお弁当は台湾で食べたことがあるのですが、
    家庭から持参するものは見たことがありません。
    どんな感じなのでしょうか。

  3. コメントありがとうございます
    (linjiaさんへ)
    こんにちは、szyuです。コメントありがとうございます。
    給食については、書けそうだったらもう一人の書き手と相談して書きたいです。ただ、給食よりも買い食いの話とかの方がおもしろかったので、そっちばっかり書いてしまいました。
    それから、お昼の話、お昼を自宅に戻って食べられるんだったら、私がさっき書いたコンテンツは間違ってしまったかもしれないです……このあたりは別の人のコメントを待ちたいところです。

    台湾のお弁当については、いろんなものがあるような気がしますが、個人的に台湾の便当について思うことは、日本と違ってビジュアルよりも量重視なのかなというところとか、その盛られ方がすごいということとか、弁当は温かいものという観念があるんじゃないかということですね。それぞれ文化的な背景もありそうです。

    今回は、御紹介いただきましてありがとうございます。また、遊びに来てくださいね。
    ☆☆☆