コンテンツ記事数が600

このブログ「梅と桜 ―日本台湾年軽人的事情―」は2005年3月26日から始めたんだけど、
2006年11月2日の「日本的姓 (1)」で、コンテンツ記事数が600になったんだって。

御承知のとおり、私は中国語が話せるわけではないし、台湾に造詣が深いわけではない。
詳しくないから、このブログを書きながら台湾を知っていこうとやってきているけど、
日本に住む私にとっては、台湾とは、生活をしたこともない場所、いわば観光地であって、
何が日本と台湾が似ているのか、違うのか、わからないことから出発してつくり始めているわけだし、
日台の共通点、相異点を日本にいる私が考えられる範囲にはおのずと限界がある。
そもそも着眼点を探すところからいっても、かなり無謀な挑戦を続けているような気がする。

もう一人の台湾人の書き手の方は日本に住んでいるから、気づくこともたくさんあると思う。
日本のことについて書きやすいかといえば、そういうわけでもなく、
このブログが日本のポータルサイトに書かれていることもこれあり、
日本について「目の肥えた」台湾人が見に来ることの方が多い気がして、
まさか、日本の国旗や日本の元号を紹介するようなトピックをつくるわけにはいかない。
その人たちにもある程度気に入ってもらうための着眼点、コンテンツづくりが必要だということもわかってきている。
こちらはこちらで日々苦闘しているようだ。

ともあれ、600回も続いたわけで、先月にはクリック閲覧回数は50万回を超えるほどになった。
双方に、どういうことを紹介できるか、着眼点に位置はどこかというターゲットは徐々に決まってきた。

このブログは互いの埋められない文化の差を埋めながら、しばらく続いていくのだろうと思う。
いつも楽しく書かせてもらっていることに感謝したい。