日本の苗字を見ての台湾人のインプレッションについて書いてきてみているよ。
「台湾人の見る日本人の興味深い苗字 その1」も見てね。
「鬼」というのも、幽霊、妖怪というイメージがする姓だ。
だから、「鬼塚」というと、妖怪や幽霊がいる墓で、おどろおどろしい姓だと思うかもしれない。
ただ、「鬼塚」自体は漫画やドラマ化した「GTO」の主人公の姓でもあるので、台湾人にとっては見なれた姓かもしれない。
ちなみに、「塚」は墓地という意味になるので、「戸塚」「大塚」「小塚」というのはどうして墓地を姓にするのか理解に苦しむかもしれない。
そのほか、格好よくないなと思う漢字のパーツはたくさんある。
「蛭」がつく姓は、「蛭」が血を吸うヒルのイメージがして、格好よくないとか
「老」がつく姓は、「老」の文字が格好よくないとかあるし、
「土肥」というと、「土」が田舎者のイメージ、「肥」がデブのイメージがするので、
どうしてこういう組み合わせなんだろうと思うかもしれない。
千葉県の地名にある「我孫子」というのも、見るとちょっとくすっと笑ってしまう姓の一つだろう。
つまり、「私の孫」という意味になるので、
我孫子さんと呼ぶのはちょっと恥ずかしいというか、相手を小ばかにしているみたいな響きに戸惑いを持つかもしれない。