味覚は6種類あると言われているよね。
甘いは、「甜」(tian2)という。
辛いは、「辣」(la4)という。
しょっぱいは、「鹹」(xian2)という。
苦いは、「苦」(ku3)という。
酸っぱいは、「酸」(suan1)という。
うまみがあるは「鮮」(xian1)という。
これらは形容詞であって、語尾に「味」(wei4)をつけることでと名詞になる。
その味を強く感じるときは、「好」(hao3)をつけて表現する。辛いなと思えば「好辣」(hao3 la4)という。
その味がとても強過ぎると感じたときは「太~了」(tai4 ~ le)という。超辛いときは「太辣了」(tai4 la4 le)という。
これらを組み合わせていけば味を表現することができる。
味の言い方としては、日本語みたいにいきなり料理の中にある複雑な味を表現し切らなくてもいいみたいで、
一番大事な味のことを言って、それから補足の言葉を追加させる方式をとればいいらしい。
ただ、うんちくを傾けたいときは、次のような言い方もあるよ。
2種類の味覚を半々で感じるような場合は、「又~又~」(you4 ~ you4 ~)を使う。
甘辛いときは、「又甜又鹹」(you4 tian2 you4 xian2)という。
酸っぱくて苦いときは、「又酸又苦」(you4 suan1 you4 ku3)という。
ただし、甘酸っぱいという場合には「酸酸甜甜的」(suan1suan1 tian2tian2 de)という言葉があるみたい。
1種類の味の中にちょっとだけ別の味を感じるような場合は、「~中帶微~」(~ zhong1 dai4 wei2 ~)を使う。
「微」の声調に注意してね。
苦いけどちょっと甘みがあるときは、「苦中帶甜」(ku3 zhong1 dai4 tian2)「苦中帶微甜」(ku3 zhong1 dai4 wei2 tian2)という。
辛いけどちょっと苦みがあるときは、「辣中帶苦」(la4 zhong1 dai4 ku3)「辣中帶微苦」(la4 zhong1 dai4 wei2 ku2)という。
「おいしいを言う回数の感覚」も見てね。