台湾でのじゃんけんの言い方

じゃんけんは台湾でも何かの決めごとをするときによくやることらしいよ。
台湾ではじゃんけんのことを「猜拳」(cai1 quan2)と言うよ。
「猜拳」そのものは動詞なので、じゃんけんしようと言いたいときは「猜拳吧」となる。

じゃんけんをするときに言うかけ声は「剪刀石頭布」(jian3dao1 shi2tou2 bu4)と言うよ。
グーは「石頭」、チョキは「剪刀」、パーは「布」と言うんだね。

日本語でじゃんけんを言うときは何か独特な節回しで言うけど、
台湾ではそういうわけではないみたいで、淡々とこの単語を読み上げればじゃんけんが始まるらしい。

また、あいこのときの独特の表現があるわけではなく、あいこになった場合は「剪刀石頭布」をリピートする。
あるいは前を省略して「布」と言う場合もあるんだって。
じゃんけんに勝つことは「贏」(ying2)、負けることは「輸」(shu1)、あいこのことは「平手」(ping2shou3)という。

あと、後出しじゃんけんのことは「慢出」(man4chu1)と言い、
じゃんけんで出した後に自分の出したものを瞬時に変える不正は行為を「變化」(bian4hua4)と言うよ。