においを表現する

においというのは「味道」(wei4 dao4)「氣味」(qi4 wei4)というよ。
ただ、においがいいとか悪いと言うときには「味道好」「味道不好」とは言わず、
「香」(xiang1)や「臭」(chou4)を使うよ。

いいにおいを示す言葉は、「香」(xiang1 形容詞)か「香味」(xiang1wei4 名詞)を使う。
その品詞に応じて言えばいいんだけど、「いいにおいだ」と言うときには「好香」(hao3 xiang1)と言えばいいよ。
名詞「香味」を使うときは、量詞「股」(gu3)をつけたりする。
「何かにおいがする」と言うときには、「有一股香味」(you3 yi4 gu3 xiang1wei4)と言ったりするよ。

例えば「レモンのにおいがいい」という場合には、「檸檬很香」(ning2meng2 hao3 xiang1)という。
「レモンのにおいがする」という場合には、「有一股檸檬香」(you3 yi4 gu3 ning2meng2 xiang1)という。
「ほのかに」とかをつけたい場合は名詞の前に「微微的」(wei2wei2 de)をつける。声調に注意してね。

あとは、「甘いにおいがする」だったら、「甜甜的香味」(tian2tien2 de xiang1wei4)
「フルーティーなにおいがする」だったら、「水果的香味」(shui3guo3 de xiang1wei4)とかも言える。

それから、臭いにおいを示す言葉は、「臭」(chou4 形容詞)か「臭味」(chou4wei4 名詞)を使う。
あとは、さっきと同じように応用して使っていけばいいよ。

臭いものは「臭」ですべて表現できなくはないけど、
特に、腐ったものとか、汗臭いとかには「酸」(suan1 形容詞)か「酸味」(suan1wei4 名詞)「酸臭味」(suan1 chou4wei4 名詞) という言葉もある。

酸っぱいにおいを示すものは、酢のにおいとかも「酸」と言えるわけだけど、
「酸」というのは、どうしても臭いにおいを象徴する単語なので、
例えば、酢の香りが高いという意味のときには「酸」という言葉を選ばず「香」を使うみたい。