台湾人の方位の言い方、方向感覚

日本語と中国語では方位の言い方が違う。
そもそも東西南北のことは「東南西北」といったりもするんだ。

もちろん、東西南北は日本と同じなんだけど、
東西南北の中間にある方位の言い方は日本と逆になる。
英語とも逆になるから、ノースウエスト航空は西北航空になるよね。

ただ、方位がもう一つ細分化されると、日本語と同じような言い方に戻る。

日本人は特に方向を考えなくても日常生活にさほどの支障はなさそうなんだけど、
台湾人は、恐らく日本人よりも東西南北を意識して日常生活をしているような気がする。

それは、東西南北を考えて歩くことが実用的だからなんだね。

台湾の道路は碁盤の目になっていたりするし、
通りの名前に「○○東路」「○○南路」とかなっているし、なおかつ
台湾では通りの名前を覚えることが道を覚える上で重要であったりするからだね。

交通情報とかでも、高速道路の北側の道路で渋滞 とか 南側の道路で事故 とか
そんな言い方をされてしまうから、覚えておかないと、多少の支障が出てくる。

(興味があったら、「台湾での住所の探し方」も見てね。