台湾の歩行者信号

台湾の歩行者信号はこんな感じ。

歩行者信号はLEDでつくられているものを日本よりも多く見かけるような気がするけど、
もちろん日本でよく見かけるようなLEDでないものもある。

形状が日本とそれほど変わらないものがあるので、ぱっと見で違いに気がつかないかもしれないね。
ただ、LEDの信号は在来のものと色が反転しているので、ちょっと変な感じがする人もいるかもしれないね。

日本のLEDの歩行者用信号は何となく紳士を思わせるシルエットになっているけど、
(参考 警察庁ホームページ)LED式信号灯器に関するQ&A
台湾のものは、人であることはわかるけど、性別はわからないし、LEDの点描で表示される。

それから、台湾の赤信号の歩行者の絵柄はこんな感じなんだけど、
青信号の場合には、歩行者が横向きに歩くアニメーションとしてあらわされる。
日本でも、アニメーションタイプのものも試験的にはあったけど、今は静止画になっているんじゃないかな。
もちろん、台湾でもLEDでないものはアニメーションにはならないよ。

青信号のときに、青になっている時間を表示するものもある。

青信号が赤になりそうなときは、日本のように青信号の表示が点滅するのではなくて、
その歩行者の歩いているアニメーションの速度が速くなる=走っているみたいになることで示される。
(LEDタイプでないものは日本同様点滅する)

このアニメーション、走っているアニメーションが何コマ目かで転ぶこともあるなどといううわさもある。
これらは都市伝説=ガセビアであるわけだけど、それだけこの表示が気になる台湾人もいるということなんだろうね。

いずれにしても、台湾の歩行者信号は日本人が感覚的に使えるようなものかなと思う。
ただ、台湾人の歩行者は日本人よりは信号に忠実ではないから、
歩行者の様子としては感覚的に違和感があることもあるかもしれない……

台湾の信号機も見てね。