台湾での牛乳というのは、季節による価格変動が激しい。
夏場は価格が上がって、冬場は価格が下がる傾向にある。
大体、夏場>春及び秋>冬場といった価格の変化のイメージがある。
2001年の統計だけど、牛乳の価格は季節によって結構差があるんだよね。
夏は、1リットル24.5台湾ドル
春及び秋は、1リットル22.5台湾ドル
冬は、1リットル16.5台湾ドル
現実には台湾人は1リットルのパックで牛乳を買うわけではなさそうだから、
実際の価格差はもっと感じるものだと思うよ。
夏場は生乳生産が少ないし、需要が多いから、価格が上がるらしいね。
冬場は生乳生産は多いけど、需要は少ないから、価格が下がるらしいね。
価格に差が出てしまうのは、恐らく気象条件と需給バランスにあるみたいだ。
WTO加盟によって、乳製品も海外からの輸入というのがふえているんだと思うけど、
常識的には、狭い台湾国内で酪農が営まれて生乳が出荷されて加工される部分が多いんだろうから、
生乳価格もなかなか安定感しないんじゃないかと思うよ。