電蚊拍という蚊とり装置

日本でも量販店とかホームセンターには置いてあるんだと思うんだけど、
台湾では結構メジャーなものとして、テニスのラケットのような蚊をとる装置がある。
「電蚊拍」(dian4 wen2 pai1)という。電気の蚊をとるラケットという意味だ。

こんな感じのもの。バトミントンのラケットと一緒に撮影してみた。

材質は、しょせんはラケット様の商品なので、網の部分は針金、ボディーはプラスチックでできている。

使い方は、簡単。
電池を入れて、持ち手のところにあるスイッチボタンを押しながら蚊を追いかけるだけ。
見事ヒットすると、ばちっという音が鳴り、閃光とともに蚊が死んで粉砕される。

ハエたたきみたいにどこかにたたきつけないと殺せないわけではなく、
あたかもテニスの素振りでもしているかのような感じで殺せたりするから、
とにかく余り失敗なく蚊を退治できるような気がする。

実際にヒットした瞬間の閃光を撮影しようと思ったのだが、どうもうまくいかなかった。そのぐらいのレベルの光はカメラが調整してしまうのかな。
一応、燃えてなくなっているんだということはわかる。

スイッチを入れると、超音波のような周波数の高い音が聞こえたりするんだけど、
これは、どういう仕掛けで殺されているのかわからない。
試しに、スイッチを入れていろんなものに触れてみるけど、特段ばちっという音はしないんだよね。

日本では、蚊に刺されることもしばしば。
自分の手で殺したり、ハエたたきじゃないにしても何かを使ってたたいて殺したり、
蚊取り線香とか、ベープとか、アースマットとか、観葉植物とか
ハエをとるようなテープや誘ガ灯まで、いろいろ虫をとる道具はあるけど、
これらの機能を合体させて、家庭用に使えるような商品はないかもしれない。
これって、ニーズはあるんじゃないかなと思ったりした。