台湾の学校には、昼寝の時間にというものがある。
台湾では「午休時間」というよ。
小学校から、なんと高校生までこういう時間がある。
お昼を食べた後の昼休みが昼寝の時間としてあてがわれる。
台湾には食後にすぐ寝ると牛になるという観念はないんだね。
台湾の小学生の時間割によれば、12:40-13:20とあるので、そのあたりの時間帯に行われる。
まあ5分や10分で終わるものではないものの、40分足らずで果たして睡眠はできるんだろうかと思うけど、
必ずどこの学校でも用意されているものなんじゃないかな。
中学校以降になれば、昼寝の時間はもっと短くなる。
肝心の昼寝のやり方だけど、昼寝のために「昼寝室」が用意されているわけではなく、
要は、自分の机のところに突っ伏して昼寝をするということのようだ。
昼寝は自発的に行われるというよりも、小中学校の間は先生の指導も入る徹底ぶりだ。
つまり、昼寝は必ず「しなければいけない」もので、昼寝をしないと注意が飛ぶ。
昼寝をしたくない人にはかなり迷惑な時間かもしれない。
小学生であれば、家でも十分寝ているんだろうからそれほど眠くないかもしれないけど、
現実的には、中学、高校となるに従っておのずと睡眠時間は短くなっているわけで、
昼寝の時間はまあまあ貴重な時間になっていく。
昼寝の時間が終わっても、そのまま寝続ける生徒も続出して、
午後の授業の先生が寝ている生徒を起こしてから授業を始めるなんてことも発生したりする。