台湾の書道半紙

台湾の学生の書道用品も見てね。

台湾人が使う書道半紙は、あらかじめ線が引いてあるんだよ。
だから、真っさらな書道半紙を折り畳んで字の目安を考えたりする必要はないよ。
線が印刷されている書道半紙が市販されているので、それを購入して使う。

書道半紙には幾つかのパターンがあるみたいなんだけど、
大きい文字(大字)を書くためだけの半紙では、
縦4マス、横3マス、12マス分の字が書けるようになっていて、
大字といっても、日本と違って一つの半紙の中に字をたくさん書き込む。

さらに1マスの中には、さらに3×3で分割されていて、まるで数独のマス目みたいに見える。
こういうふうな半紙のマス目も数独のマス目も「九宮格」というみたいで、
九分割にしたマス目の座標で字の配置を考えさせる指導をするみたいだ。
私個人的には、3分割よりも偶数で分割して字の配置を考えていたので、妙に違和感がある。

さらに、小さい文字(小字)を書ける半紙もあって、その場合は、
縦4マス、横2マスの大字のマスの横に、さらに
縦20マス、横5マスの小字のマスがあったりする。

この書道半紙は半紙の左端欄外に学年や名前を書く欄があって、
そこに自分の学年や名前を何とボールペンで記入できたりして、
半紙に墨汁以外のもので何か書き込むのは物すごく抵抗があるけど、
書を書くときに、左横に名前を書くことを想定した字の配置をしなくてもいいから、
機能的だとも言えなくはない。