台湾の学校の教室

台湾の学校の教室は、こんな感じ。
 
これは小学校だよ。
日本のように授業を受けるような形と、グループになるような形の並べ方もあるみたいだ。

今はこんなふうに一人ずつにそれぞれ一つの机と椅子があてがわれていたけど、
かつては、一つの長机を二人で使う時代もあったそうで、
そして、そういうときは男女が隣り合わせになることもあるわけで、
そういうときには、机の真ん中にカッターとかで境界線が引かれて、生徒同士がお互いに自分の縄張り争いをしていたんだって。

学校の規模はでかいし、自然クラス人数も多いし、教室も日本の学校よりもでかいように思う。
台湾の学校の生徒数も見てね。
厳密にはわからないけど、現在は大体30人から50人の生徒で1クラスが構成されていると思っていいんじゃないかな。

すぐ見てわかることだけど、台湾では、机や椅子が全部木でできているよ。
日本も机やいすは木でできていると言えなくはないけど、脚の部分は金属でできているよね。
こういうたぐいの机や椅子は小学校から高校までずっと使う。
もちろんそのときの成長にあわせて机や椅子の大きさも大きくなるよ。

これは、高校の教室だよ。

教卓のところには一段高い教壇が用意されているんだね。
私はこういう高校は日本では見たことがないよ。

どの教室にも言えることだけど、
台湾の教室には個々人の荷物を入れるロッカーがなかったりするので、
机の中に荷物を入れたり、机の横にかけたり、椅子の背もたれに服をかけたりする。
荷物は教室に置いていってもいいみたいで、盗難事件も起こるけど、
基本的には教室にはかぎがかかるので、それなりのセキュリティーがないわけではない。

机の上には、ビニール製のシートみたいなのが敷いてあるところもあるけど、
これは自前で必要なら用意して敷くこともするみたいだし、
経済的に恵まれていれば学校側が敷いてくれることもあるようだよ。