台湾ももちろんのように箸文化なので、台湾人が御飯類や麺類を食べるときにはもちろん箸を使って食べるんだけど、そうやって台湾人が外で食事をしているときによくよく見ると、日本人では余りやらないような方法でれんげを併用している人を見かけるのだ。
日本人も、ラーメンとかの麺を食べるときに箸で麺を食べながら、れんげを使ってスープを飲んだりするよね。
台湾人ももちろんそうやって麺類を食べたりするんだけど、それらに加えて、箸を使ってれんげの中に麺を入れてから、れんげを使って麺類を口に運ぶ人もいる。――まあ、ここまでは日本人でもする人はいるかもしれない。
ただ、さらに驚くことは、台湾人の中にはそんな習慣が御飯類にも飛び火して、箸を使ってれんげの中に御飯を入れてから、れんげを使って御飯類を口に運ぶ人もいるということだ。
箸だけで御飯類を食べればいいじゃないか、箸を使わずそのままれんげで御飯類を食べればいいじゃないかと思うんだけど、意外にこのような食べ方をする人は多いような気がするよ。
これは別に公共のマナーでも何でもなく、麺を食べたときに培った方法を御飯でも応用しているだけかもしれないし、単に飲食店に行くとプラスチックのれんげがあるので、それに手が伸びたりして、れんげを使用することが習慣化しているだけで、家では箸だけで食べているのかもしれない。
このようなれんげと箸を一緒に使って御飯を食べる所作はよくよく考えれば奇妙で、台湾人の食事の仕方のなぞの一つと言えるだろう。
れんげが何かわからない人は「れんげとスプーン」を見てね。
おもしろいですね
確かに僕のルームメイトもそういう食べ方をしていました。
二刀流ですねw
とても勉強になるHPなので、僕のブログにもリンクを付けてもいいですか?
相互リンクしました
(MOMOさんへ)
こんにちは、szyuです。御連絡ありがとうございます。
私も実はこのような食べ方をしたことがあります。大学二部に通っていたころは、どうしても食事の時間がとれず、休み時間に学食へ駆け込み、左手に箸、右手にスプーンを持って、正面に参考書を広げて食事をよくしていました。同級生から笑われていました。
ところで、リンクはいつでも募集しています。ここが日本と台湾のブログを紹介する場所の一つになれればいいなと夢見ています。
MOMOさんのリンクはこちらからもリンクをさせていただきました。今後もよろしくお願いします。
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私も二刀流のメンバーです^^;レンゲを使って麺をすすること、すごくエレガント“的”と思いませんか?台湾人は音を立てて物を食べることが嫌われているので、レンゲとの併用も多いでしょう。特に汁類。でも、何故日本ではラーメンにレンゲが付いているのに、うどんにはレンゲが付いていないのでしょうかね。いつも店員にレンゲを下さいって言ったら、どうやら私は子供のように見られているような気がします。気のせい?
麺類のルールは複雑
(空の桜さんへ)
こんにちは、szyuです。コメントありがとうございます。
エレガントという感覚なんですね、おもしろいですね。ただ、御飯をれんげでまとめたりすることはしたことがないです。
私は猫舌なのでラーメンにれんげを入れて、麺をれんげに移して食べたりするんですが、それはお行儀が悪いように言われます。
でも、スパゲッティを食べたりするときにはフォークで丸めたものをスプーンに入れて食べたりするのが礼儀正しいというふうに日本では言われていたりするので(イタリアではそうではないですよね、確か)、その矛盾はいったいなんなんだと思います。
そばとかを食べるときに音を立てて食べることは文化ですよね。私も音を食べてそばを食べますが、誰も何も言わないです。
でも、スパゲッティを食べたりするときには音をたてるとおこられたりするんですよね。同じ麺類なのにこの差は何なんだと思います。
空の桜さんのうどんのことについては、多分うどんを食べていてつゆを飲みたいときはそのまま容器を持ち上げて飲んだりすることも礼儀的には問題ないからだろうと思います。
ただ、これって、他の麺類でやったりするとひんしゅくをかったりするような気もします。
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