台湾人と詩

漢詩は読んで、それは意味がわかるけど、
五言絶句、七言絶句、五言律詩、七言律詩、古詩というのは、台湾人にとっても古文。

これらの詩の厳密な平仄をまねして詩をつくるなんてことは、一般人でできるわざではない。
古詩はつくる人がいそうだけど、それをつくれるのは文学者だろうね。

もちろん、その文字数をあわせて詩をつくることはできるんだけど、
それは漢詩とは言わずに「打油詩」という。
教室の机や壁、学校のトイレの壁とかの落書きは大体「打油詩」で、
その詩の内容は大体皮肉や風刺が多い。

それから、文字数や平仄のルールを外して
自由な文章の形での詩のことを「現代詩」という。
詩をつくることを「作詩」(zuo4 shi1)という。

ちなみに、歌の詩は「詩」という認識は持っていないみたい。
それは「歌詞」という。
歌の詩をつくることを「作詞」(zuo4 ci2)という。

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