台湾人は漢字を使うから、漢字は全部読めると思っちゃうけど、
やっぱり台湾人にも読めない漢字はある。
めったにないけど、
古文を読もうとするときに、読めなくて困ることがあったり、
ある特定の分野の専門用語のマイナーな漢字なんかで、困ることがある。
名所旧跡とかに行くと、読めなさそうな漢字に注音記号のルビが振られているときがある。
読めない漢字が出てきたときに、どうするか?
その漢字のパーツを読むことで、何とかする。
これを「有邊讀邊,沒邊讀中間」なんて言う。
まあ、日本人も似たように、漢字のパーツから読み方を類推したりするから、同じことだよね。
しかし、高低2段アクセント、それがプロミネンスでアクセントの流れがひっくり返りまくる日本語は、
アクセントが違っていても音が合っていれば通じたりするけど、
御存じのように、中国語はアクセントは超厳密で、アクセントが違おうものなら、通じないなんてことも起こりかねない。
だから、アクセントが違っていたら通じないから、アクセントはどうするのかと思うけど、
ネーティブにとっては、アクセントはそれほど気にならないものみたいね。
それよりも、漢字のパーツを読んでも、読み方そのものが間違って読んでしまうということの方が気になることみたいだ。
ただ、声調が間違えようが、読み方を間違えようが、
一般の台湾人が読めない漢字というのは、大抵の台湾人は読めなかったりするので、
暗黙の了解で、何となくその言葉を読んでいるんじゃないかとわかって、
結局のところは、その間違った読み方でも、言わんとすることは通じちゃうのだ。
日本の国字は?
激しく興味をひかれた「台湾吉野家」のところで出てくる「丼」は「dong4」と読むのでしょうか?
大陸ではあまり使わないようですが、
台湾では誰でも読めるのでしょうか?
「風呂」など台湾に定着している日本語を見ると
ちょっと複雑な気持ちになりますね。
トピックをつくってしまいました
(もちさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
御指摘のとおり、「「丼」は「dong4」」と読むそうですよ。
この話はおもしろいので、別のところでコンテンツをつくってしまいました。よかったら、見てやってくださいね。
http://umesakura.jp/20050521232345.html
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丼は日本語からようです。みんな分かるけど、コンピューターで入力する時に、絶対探せません!!だから、一番多い使用者の新注音輸入法では「jin3」でしか入力できません。
次善の策しか
こんにちは、szyuです。コメントありがとうございます。
確かに、私のIMEでももう一人の書き手のIMEからでも、「丼」という文字を探すことができなかったです。日本の国字でもIMEに組み込まれているのもありそうなんですが――
結局のところ、次善の策として、その文字をカットアンドペーストして使うしかないのかなと思います。後は、御指摘いただいたように似たような字を充てるとか、ね。
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丼這個字並不是從日文來的,康熙字典裡有它的喲
在注音輸入法下打「景」或是「膽」的音都可以找到的
至於台灣吉野家把它念成「動」就不知道是啥原因啦
也許想強調這是日本菜??
丼と井は同じ音という可能性もあるんですね
(毓さんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
「丼」という字は日本語から来たものじゃなくて、康熙字典で語気表現?(「它的?」の意味がわからない)として存在し、注音入力で「景」「膽」と同じ音を打てば出てくる。
台湾の吉野家が「丼」といういうふうに読ませているのは、これが日本食であることを強調したかったではないか?
――ということですね。
では、jingやdanを入力すれば普通は出てくるということなのでしょうか。今持っている者ではしょぼくて出てきませんが、もっとハイパーな入力システムを使えば「丼」の字は出てくるかもしれませんね。あるいは次善の策としては、辞書登録するしかなさそうですね。
ところで、Big5「丼」の文字コードの番号なりを時間があったら教えてください。
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古い文字
こう言う時は「倉頡輸入法」でよかった
「廿廿戈」で出る
丼が井の発音なら 井の意味と同じです
丼が膽の発音なら 何か物が井に落ちての音です
丼が古い字なのです 今は使えてない
だから誰でも 「丼」が日本からの文字だと思います
しょうがない事さぁ
注音なら
丼->ㄐ一ㄥˇ(井)ㄉㄢˇ(膽)
梅と桜 漢字での交流
北朝鮮的狀況我不清楚, 但南韓已大幅轉換字體(明明在韓劇聽到很多像中文的音); 越南聽說以前也用一些漢字? 香港,新加坡好像隨著中國開始用簡體字.
想一想全世界還將會認真用漢字的國家好像只有台灣和日本了…(90%以上的漢字和一百年前一樣)
這個網站名字叫”漢字國家人年輕人的交流”應該意思也一樣哦:)
コメントありがとうございます
(カゲオさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
中国語の入力法はいろいろありますが、その、漢字のパーツを入力して漢字を完成させるような入力法を使いこなせる人を尊敬してしまいます。確かに日常的に漢字を使っていますが、私の場合は音声と文字という絵の情報を記憶していて、瞬時に出てくるのはこの2つの情報だけだからです。漢字の一つ一つのパーツやその意味については記憶の優先度としては低いため、部首で入力しようとすると作業速度がおくれてしまう気がします。
「丼」というのは、日本語のようですね。ただ、カゲオさんが入力方法を示しているように、中国語でも打てる文字なのですね?。
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(cruxgazerさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
北朝鮮の状況はよくわからないが、韓国では自体を大幅に変えた(明らかに韓国ドラマでは中国語のような音が聞かれる)。ベトナムでは、以前は漢字を使っていた?。香港、シンガポールは中国に従って簡体字を使い始めた。
世界じゅうでまじめに漢字を使っている国は台湾と日本だけだ……(90%以上の漢字は100年前と同じ)
このブログの名前は「漢字国家の若者の交流」といっても意味は同じである。
――ということですね。
文字による差別化というのはあって、例えば台湾で日本の文字が書かれたものが店頭に並ぶということは、まさに文字自身にそのものの情報を伝える以外の意味づけがなされていることなのかなと理解しています。文字については、台湾人にはぜひともこだわりを持ってもらいたいなと私は思いますね。そして、台湾自身はその文字で情報を伝えることで自国の価値や信用度を上げてもらいたいなと思います。
あと、このブログですが、このブログは梅が台湾、桜が日本という意味でつけた名前でした。
「ブログタイトルについて」http://umesakura.jp/20050327003134.html
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