台湾の国際試合と応用例

台湾の国旗」「台湾のオリンピックの旗と金メダルのときのこと」も見てね。

この前、野球のアジアシリーズ2005を見に行ったので、
そのとき、台湾の国旗と国歌はどうなっていたかの例を紹介するね。

東京ドームに掲げられたのは、台湾国旗ではなくて、台湾のオリンピックの旗。
主催者側が紹介しているものも、台湾国旗ではなくて、オリンピックの旗だよ。

国歌斉唱の場面で流れていたのは、国旗歌らしいよ。

国旗歌は歌わない歌なので、あたりの台湾人は立ち上がっているだけで曲だけが流れる。
私は、国旗歌が流れるときには必ず敬礼をするものだと思っていたんだけど、そんなことをしている台湾人はだれもいなかった。

ちなみに、日本の君が代が流れているときは着席して国旗や国歌に関心を示さない人も普通にいるけど、あたりの台湾人はみんな全員起立しているのに驚いた。
日本職棒觀戰」(繁体中文)も見てね。

実際の台湾の応援席では、台湾の国旗&小旗を振っての応援もしている。そこにはオリンピックの旗はないよ。
台湾が国際試合に出場するときには、意図的に台湾国旗を応援に使おうとするみたいね。

ちなみに、国によっては台湾の国旗は没収されることもあるらしくて、そういうことが台湾国内でニュースになったりするらしい。
幸いにしてというか、日本では余りそういう認識もないからか、この国旗自体がそれなりに認知されているからか、政治的にこの国旗を問題視していないからか、
台湾国旗がじゃんじゃん掲げられても問題なく応援ができるんだけど、
(と私はこの野球の試合を見ていて思っていたんだけど、この日も没収された事案はあったみたい)
それは世界的にはそれほどない現象であるみたいだ。