台湾の肉屋


台湾人の肉屋のイメージは、肉屋さんが一つの個人商店を構えていたりしているわけではなくて、伝統的な市場の中の一つのエリアでコンクリートの台の上で肉を並べて売っているものだと思う。
余りいい画像がないんだけど、写真のようなイメージが市場だと思う(高雄)。右側中央は豚肉屋さん。

肉は台上に並べてあるときもあるし、カーテンレールのフックみたいなのでつるして販売しているときもある。
夏場でもこの売り方は変わらないらしいんだけど、営業時間は半日なので、その時間内で売り切れるようで、余り腐敗ということは気にならないみたい。
冷凍肉を扱っている場合もあって、その場合には冷凍庫があってそこに保存されていたりする。

肉屋で売られている肉は塊であって、日本のようにスライスされていない。
スライスしてほしいときは肉屋に言えばスライスしてくれるし、ひき肉にしたいときは肉屋に言えばひき肉にしてくれる。各種の用途に応じて加工してくれるみたいで、リクエストすれば大抵のことはやってくれるけど、日本人にはハイパーに敷居の高い場所のような気がする。
もちろん、台湾のスーパーは日本のスーパーと大体同じように売っているから、そこに行けば問題はないよ。ただ、台湾人はスーパーよりも肉屋から肉を買うことを選ぶことが多いみたい。

台湾の肉屋というのは一種類の動物のみでしか扱わないので、豚肉屋さん、鷄肉屋さん、牛肉屋さん、羊肉屋さんとか細分化される。
肉屋さんで売っている肉は、豚肉、鳥肉が多く、ほかに牛肉、羊肉(マトン)もあるけど、売り場としては少ないよ。