葬式とか人生のイベントは、その地域や宗教によって違うということなんだけど――
余り厳密に細かく重箱の隅をつつかないでくれると、うれしいです。
日本の霊柩車というと、地味な色の長細い乗用車の後部が日本の伝統的な屋敷を形どったようなもので、厳かな雰囲気を醸し出しているけど、
台湾の霊柩車と言えるものは、トラックの荷台部分が豪華に改造されていて、まるで葬式という感じがしない。
いろんなアレンジの方法はあるけど、トラック全体を宮殿みたいに見立てて、派手に花を飾ったりしていて、山車みたいな感じになってしまっている。
そこにひつぎが載っているみたい。
もちろん、それ一台ですべてが終わるわけではなくて、
そのひつぎを先導する車とか、音楽を演奏する車とか、女性が踊っている車とか、
各種乗り物も出て、さながらお祭やイベントみたいだね。
手元に写真がないので、どういう感じなのか、イメージしにくいんだけど――
例えば、こういうのが参考になる?
Mingホームの、「台湾のお葬式」
http://osaka.cool.ne.jp/taiwan99/sousiki.htm
日本の霊柩車は葬式をした場所から火葬場へひつぎを運ぶ運搬手段として使われる感じだけど、
台湾の霊柩車はぜいたくなものというイメージがあるので、だれもがこういう霊柩車を使うわけではないみたいだよ。