台湾の国旗


中華民国の国旗は「青天白日満地紅旗」という。
中華人民共和国の旗は「五星旗」というんだよね。

もちろん、「青天白日満地紅旗」には意味がある。
青天(青地の部分)は自由
白日(白の部分)は平等
満地紅(赤字の部分)は博愛

この旗の由来は、1893年に陸皓東という人が「青天白日旗」をつくったことから始まる。
もともと孫文はこの「青天白日旗」を国旗にしようとしていたけど、
旗がシンプル過ぎるから、旗に赤の色を足すことにしたんだって。

一般的に知られている国旗は、画像にあるような、こんなような感じのものだよね。

「青天白日満地紅旗」は台湾の国旗だけど、
「青天白日旗」部分は国民党の旗であるために、
国民党のマークが入った国旗「青天白日満地紅旗」は政治論争になることもあるんだ。

この旗が台湾の国旗であることは、日本ではそれなりに認知度があるような気が私はするんだけど、
台湾の国旗自体は、国際的に流通している国旗ではないので、まあ国交がある国を除けば、外国人の目に触れるのは大変マイナーな存在と言えそう。
特に中国は台湾の国旗が国際舞台に存在することを警戒していることもあるから、一般的な中国人の若い人たちは、多分この旗のことを知らないんじゃないかな。

台湾の国旗とデザインが似ている国旗については「台湾とサモアの国旗」「台湾とミャンマーの国旗」を見てね。
国旗にまつわることについては「国歌と国旗歌と国旗掲揚」「台湾の国歌」「」「台湾人は皆敬礼ができる」を見てね。
国際試合などでの国旗の取り扱いについては「台湾の国際試合と応用例」「台湾のオリンピックの旗と金メダルのときのこと」を見てね。