台湾人とバイク生活

日本人が台湾に行って驚くことは、路上がサーキット状態になっている!ということかな。
路上にバイクをたくさん見かけることだよね。

中国語が読めるんだったら、日本的機車を見てもらえればいいんだけど、
台湾でのオートバイの保有台数というのは、100人に56.7台の割合に上るから、もうそれは自分のバイクを持っているというふうに言っても言い過ぎじゃないぐらいなのだ。

もちろん、台湾は日本ほど交通が便利だというわけでもないから、バイクは重宝するよね。
あるいは、みんながバイクを持っているから、友達と遊ぶときには、みんながバイクに乗って集結するなんてこともある。

もうそれは、日本の自転車と同じ感覚だと言ってもいいよね。
日本で自転車の駐輪問題が存在するように、台湾でも路上にバイクが駐輪されまくって、それが社会問題にもつながっていたりする。
台湾人は自転車もバイクも持っていて、距離に応じてその両方を乗りこなしているというよりも、バイク一台で乗り回しているという感じだ。

台湾はそんなバイク社会なので、移動は何でもバイクですることになる。
だからなのか、日本のバイクを持っている人にはイメージしにくいことかもしれないけど、日本では自転車で行くような距離、例えば数百メートル先のコンビニに行くなんてという場合でも、バイクに乗りたいと思う人も少なからずいるのだ。

そんな感じでバイク生活を送っている台湾人なので、
日本人と比べれば、日常的に全然歩いていない気がするのだ。
だから、我々日本人が台湾から来た台湾人と一緒に遊ぶとき、
歩いて、あっちこっちと引きずり回すと、台湾人は日本人が想像する以上にくたびれるかもしれない。
台湾人と一緒に遊んだりするときは、少し考えてあげないとね。